元夫が脳腫瘍になって仕事ができなくなった時。
元夫は自営業(飲食店のオーナーシェフ)だったため傷病手当なんて出なかった。
仕事をしなかったらそのまま無収入だった。
健康保険は私の扶養にずっと入れていたけど。
医療費に関しては高額医療費制度の利用、あと入院に関しては医療保険に
入っていたからそれで賄えたけど、肝心の脳腫瘍に関しては悪性ではなかったので
がん保険は下りず(悪性じゃなくて良かったんだけど)
夫の脳腫瘍は脈絡叢乳頭腫だったので、ようは境界線が明瞭で、場所は悪かったけど
浸潤性ではなく、それが悪性と良性腫瘍の境目だったのだ。
保険で入院は賄えても移動の旅費、療養のための引っ越し代、
働けない間の生活費など、保険金が入っても賄いきれず、結局は持ち出し
&私が派遣看護師の仕事をしながら(応援ナース)生活費を稼ぐしかなかった。
ねぇ、そんないい妻を粗末にする男なんてどうなのよ?って今日もこれを
書きながら気持ちは落ち込みますが。
もしあの時の私と元夫に言えるのであれば自営業の人ほど
「就労不能保険に入っておけよ」ということです。
いつどこで脳腫瘍は襲ってくるか分からないので、もし家族がいるのであれば
家族に迷惑をかけないためにも絶対に入っておいたことに越したことはない。
さて、そんな私ですが、本日メンタルクリニックの受診日でした。
8月2日からの休職なので8月31日までの分の傷病手当申請書の記入を
してもらってきました。
これを提出すれば…審査に2週間くらいかかるっていうけど傷病手当が入るワケですね。
8月2日からは未消化の夏休み+有休が11日くらいあったのでそれと公休1日くらいかな?
その分を差し引いての傷病手当が入るはずなんだけど。
それでも住民税や健康保険料は自分で払わないといけないし、病院からまた
9月末以降も休職を要するって診断書もらわないといけないし(この診断書高いよね)
人って生活するだけでもお金がかかるから大変だぁって思っています。
恐らく私の傷病手当月20万円くらいなんです。計算すると。
だけどうちの母親なんて年金月14万円で家賃も払って水道光熱費、生活費を全て
賄わないといけない、いや、賄っているので、私ももう老後生活のシュミレーションだと
思ってせっせと自炊したり(仕事している時は自炊する心の余裕なんてなかった)
自炊したり、自炊したり…ってそれくらいしか節約する方法見当たらないしねぇ。
携帯は楽天スマホで月3000円以内だし、一人だから水道光熱費そんなかからないし
あとはジムの代金が1万1千円(サウナ月10回くらい行っている、風呂もそこで
済ませていること多い)ボロアパートだけどネット無料320M で駅から6分家賃
5万5千円…あと月々の細々とした出費…まぁ、私一人だったらなんとかなるか。
いや、何とかせいですよ。あと駅近だから車も手放したし、燃料費、車の保険料も
全くかからなくなったのは本当に良かったと思っている。
例え生活がちょっと苦しくてもミニマライズしなければいけなくとも。
やっぱりもう看護師やりたくない、仕事したくない、今は休みたい、できれば
ずっと傷病手当をもらいながら1年半は休んでいたいというのが本音。
ちょうどこの機会だからと計算したら、今までの給料で働き続けていれば
私も年金月14万くらいもらえるはずだったけど、もし看護師で復帰するとしても
もう夜勤はしたくないし、楽な職場に行きたいし…ってことは将来的にもらえる
年金も少なくなるということだし。
いやいや、働いて、働けて、お給料が貰えるって本当に有難いことなんですよ。
休養中に支えてくれる家族がいるって本当に有難いことなんですよ。
(なのに元夫は妻に対して感謝もなかったけど、退職日忘れられたけど)
体が健康って有難いことなんですよ。
今まで自分が健康だったからあんまり意識もしていなかったけど。
そして休職して、収入が減って初めて分かる普段ひかれている税金の高さ。
岸田総理、岸田政権マジF×CKってことも、今まで政治に無関心でごめんなさい。
政治って本来は弱い立場の人を守っていかないといけないのに、弱い立場で
いたことがなかったから選挙も行ってなくて本当にすいません…。
(今度から行きます)
人生の中で、元夫の病気(脳腫瘍)発覚~引っ越し~手術~術後~その後しばらく
が一番つらかった時期だとしたら。きっと今は全然マシ。そう思える。
あの時の辛さを乗り越えたからこそ今がある!なんて今の私はそう言えるかも
しれないけど、当時の私は本当に辛かったし毎日毎日絶望してお金の計算して
生きた心地しなかったよね。
今の私は離婚してひとりで、それでも過去にずっと傷ついてきて、未だに自己肯定感
低めで仕事もやる気なくて、ひとりでいたくて適応障害に拍車がかかり休養中ですが。
過去の私にはありがとう、今の私を支えてくれていてって感謝の言葉を今日述べたいです。
今日の私は将来の自分を支える生き方を今できているでしょうかね?
50代になったらこの日記をまた読み返して自分に問いたいですね。