3月6日は夫の女子医大定期受診の日でした。

 

昨年末にいきなり右半身が麻痺して立てなくなった事件がありまして、その後循環器疾患(不整脈、頸動脈狭窄)を疑って、これまた女子医大出身の医師がいるクリニックを探して受診して。

 

ちなみにそこのクリニックの医師は女子医大出身で榊原記念病院(これまた都内では有名な循環器の病院ですね)で毎週木曜日に手術をしている先生だったので、もし循環器系に異常があったら女子医大または榊原に紹介してもらおうと思っていました。

 

病院選びに関しては私はかかる医師の経歴もよく確認します。出身大学やどこの医局に所属して、どこの病院で働いてきたのか、紹介状をもらうのも相談しやすいので。

 

今の時代、大きな病院は紹介状がないといきなり受診はできなかったり、初診までかなり待たされたりもするので受診したい病院があれば、入り口の受診の時から入念な下準備が必要だと私は勝手に思っている…。

 

さて、そんなこんなで夫は循環器クリニックにて心エコー、頸動脈エコー、24時間ホルター心電図などをやりましたが、結局何の異常もなしで、その結果をもって女子医大に行ったら、教授様に「それは術後のひきつけ(てんかんの部分発作のことだろうな?)ですね」と言われました。

 

教授様からは「だったら薬を増やしましょうか…」ってこれ以上イーケプラ増やされたら夫は廃人になってしまう…副作用で眠り姫ならぬ居眠り太郎になってしまうよ…。

 

私としてはそれだけは何としても阻止したい!と心の中で激しく念じたら「ま、その発作1回で治まっているし、その後は何ともないようなので薬の増量はやめましょう、そのかわり、また3か月後に来てください」と言われた。

 

あーあ、これで定期受診も半年ごとになるかと思ったら、また3か月後には来ないといけない。ちなみに今月末S県に戻った私たち。女子医大の受診は今後本当に1日がかり(始発で出発、夜に帰るまたは1泊)になってしまうのです。私の休みもなかなか取れないだろうし、地方に住むって…(以下略)

 

夫は最初診てくれて、女子医大を紹介してくれたA市の病院でフォローしてもらうことはできないでしょうかって教授様に言っていたけど、教授様は「これだけ大きな手術をして、難しい症例でA市の病院では診れる医師はいないと思いますけどね」とあっさり。すごい自信すぎるよ、教授様。でも本当のことなんだと思うから。

 

夫は今後も女子医大の研究材料(確かにネットを調べても夫のように脈絡叢脳腫瘍成人男子の症例はあまり載っていない)であり、術後の5年生存率にカウントされる数字の一部になるってことですよね…。まぁ、再発もないワケじゃないし、女子医大に命を救ってもらったのだから、謙虚に研究や症例発表に使っていただければと思います…。

 

夫の脳腫瘍が発覚した4月の15日が迫ってきました。本当に憂鬱です。