タイトルに度肝を抜かれますか?

 

夫の脳腫瘍が発覚する前からなんですが、数年前から夫の口臭が気になってしょうがなかったのです。

 

私は一応看護師をしていたので口臭にもタバコの吸い過ぎで息が臭いのか、歯槽膿漏なので歯肉が腫れて膿んでしまって臭うのか、または明らかに胃が悪くて胃の中の空気とともに上がってくる臭いなのか、なんとなーく分かります。

 

しかも私慢性副鼻腔炎なのに「病気」の臭いには昔からかなり敏感というか、病院で働いている人ってみんなそうじゃないの?尿臭ひとつとっても感染起こしているとか、便臭ひとつとってもこれCDトキシンなんじゃないのとか、下血だ、これ、とか、「におい」ってすごく大切な情報だったり…しません?

 

糖尿病、肝臓病、抗がん剤治療中、末期の患者さん、透析患者さん、それぞれみなさん独特のにおいを発せられていることが多く、患者さんでなくても街中ですれ違ったとしても私、かなりの確率でにおいで分かる人なんです…。

 

って言ったら明らかに変態みたいですが(笑)

 

2年くらい前から夫の独特の腐ったような口臭(歯槽膿漏とは明らかに違う)が気になっていて、夫にも指摘していて、歯医者に検診に行くようにも何度も言ったんだけど、自営業、カフェレストランのオーナーシェフだった夫は「時間がないから」と言って歯医者には行かず。歯医者って一度治療が始まると継続して通わないと行けないのも面倒くさかったらしい。1日で終わる調理師会の検診なんかはかなりまめに行っていたんだけど。健常者は脳のCTなんて撮らないから最終的に脳腫瘍も4㎝の大きさで発見されたんですが…。

 

夫は職業柄満腹になると味見ができないということで病気になる前は、基本食事は1日1回、夜帰ってきてからお酒を飲みながら食べるスタイル。朝ごはん、昼ごはんは店の味見で終わる人だった。そんな食生活だから胃に普段がかかって胃が悪いのかもしれないって検診ではオプションで胃がん検診を追加でやっていたくらいなんだけど。

 

あまりにも据えたような、例えるなら死臭?みたいなのが口からする夫。自分では気が付かないのかな?まめにデンタルフロスとかやっていたけど、歯周病ではなくてもしかしたら副鼻腔炎(一応脳に近いところ)なのかもしれない…なんて思っていたけど、別に鼻閉なワケでもないし、後鼻漏になって肺炎を起こすわけでもない。

 

私、基本、病気のにおいにはかなり敏感というか、もう気持ち悪くて夫の口から発せられる(息なのかな)においが本当に苦手で、チューとかしたくなかったもん(すまぬ、夫よ、だが本音)周りの人も気が付かないの?って周りの人も言いづらいよね、他人のにおいのことなんて…。

 

今だから言えるが私には確信がある(他人から見れば根拠なき)夫のあの据えたような死臭は今考えると脳腫瘍君から発せられていたのだと。だって腫瘍取ってから明らかに死臭消えたもん。夫が寝ているときとかめっちゃ口から発せられる息とか嗅ぐけど(傍から見れば相当変な妻)あの数年前から憎んでいたにおいが全くしない。

 

これから先、スピリチュアルな話が得意でない人はスルーしていただいて結構ですが、においっていう情報も大事なんだけど、臓器の光が見えるっていう人もまれにいるそうです。悪い臓器から光というか、粒子のようなものが放出されているのが見えるんだって。でも私は一番、原始的な嗅覚一番なんだけど(笑)

 

愛犬がかなりひどいアレルギーなんだけど、愛犬のことはよく嗅いでいます。アレルギーの悪化や耳垢の増加、歯槽膿漏の程度、歯磨きのタイミングなど、全部におい判断の私。犬には相当嫌がられていますが…。ワンちゃんにもいるじゃないですか、癌探知犬とかね。やっぱり嗅覚って大事よね。

 

とりあえず夫の腐敗臭は術後すっかり消えてしまいました。今思えば懐かしい…なんてワケはなく、本当に臭かったんですよ、腐っていたの!またあの腐敗臭がし始めたら脳腫瘍ちゃんが大きくなった、再発したと考えてみる。できることならもう嗅ぎたくないあのにおい…。

 

信じるか信じないかはあなた次第~。




昨日の作業療法。アイロンと裾上げテープを使って私の白衣の裾を上げる。ちゃんとできました。





夫の作ってくれた今日の昼ご飯。夏野菜たっぷり、ナンプラーで味付けした焼きそば。

今日は昨日に引き続き、ふくらはぎが筋肉痛の夫。駅前まで散歩、買い物で疲れてしまったようです。そりゃ、まだ退院して間もないからしょうがない。やっぱり注意力が散漫しています。