夫が脳腫瘍になってからその経過や日々思ったことを記録しておくとよい、後から読み返してもよいし、同じような立場の人と情報交換にもなるからという理由で始めたブログですが、なかなか毎日更新というワケにはいかないものですねぇ…。

 

患者家族って結構忙しいよ(汗)

 

さて、先月22日にTJ医大に頭蓋内圧亢進症状で緊急入院した夫ですが、28日土曜日に退院しました。ステロイドの点滴も経口に切り替えて、その他脳圧を下げる薬(イソバイド)などももらっての退院です。

 

夫の緊急入院後1回S県S市に帰っていた私は翌日からもう大忙し。

 

夫、22日に入院、24日夜私はS県S市に帰る。

 

25日 私が5月末で退職するため今まで会社で加入していた健康保険を任意継続するため夫の課税証明書などを役所に取りに行く。その他夫が経営するカフェレストランの5月分の支払いに回る。途中預けている愛犬の様子も見に行く。午後S県M市より元職場の同僚であり仲の良い看護師友達が夜勤明けで来てくれる。夜は家に泊まってくれることになる(こういう時の友達って傍にいてくれるだけでありがたい。結局夜1時近くまで話をする)

 

26日 本腰を入れて荷造りを始める。午後、私の車に荷物第一便を積み込む。なんせ引っ越しは明日なのだ。M市から来ていた友達は夜帰り、入れ替わりで今度は神奈川に住むやはり元同僚のナースが日勤後に応援に来てくれる。今晩は泊まって翌日27日の引っ越しのため車を出してくれることになった。

 

27日 朝からあいにくの雨。その雨の中友達の車に荷物第二便を積み込む。本当は朝早くに出発する予定だったけど、雨のため午前中出発に切り替え。S市で私たちが住んでいたアパートはそのまま次の人(夫と私の共通の友人)が引継ぎでそのまま住んでくれることになっていたので残せる荷物、食器などは全て置いていく。

 

実を言うと最近流行りの(笑)ミニマリスト生活を送っていた私たち夫婦。荷物は寝具も含め、私の車と友達の車2台ですべて積めた。11時くらいにS市を出発し、途中天城を超えて都内郊外の引っ越し先へと車を走らせる。3時間ちょっとで引っ越し先へ到着し鍵をもらい、午後友達と荷物を新しいアパートに入れる。友達は看護師になる前はトラックを運転し運送屋をやっていたため(女子です、念のため)引っ越し作業が早い早い。あっという間に荷物を運び込み、友達にも「今まで手伝った引っ越し史上、一番楽な引越しだった」と褒められる。

 

その間に夫から「先生が明日退院でいいって。10時ごろ迎えに来てください」とメールが入る。引っ越しもまだ落ち着かないのにもう帰ってくるんですか~!

 

でもまぁ、よくよく考えれば、夫は検査のため上京したのに具合が悪くなって緊急入院して、入院中に引っ越しが住んでいて、帰る先はS県S市ではなくて都内なんだもんなぁ…。なんだか「住んでいる地を無理やり追われた」感満載かも…。S市に住んでいる頃は高台で、毎日目の前に海が見渡せる場所に住んでいたけどそれももう見られない。ちょっとかわいそうだけど。今はとにかく病気の治療優先で頑張ってもらわないとね。

 

そんなワケで5/22からの怒涛の1週間は過ぎて行ったのでした。