昨晩私の家族が住むS県U市からTJ医大に救急車で搬送、入院になった夫。

朝病室に行くとグッタリしており、意識レベルも…JCSⅠ-1(いまひとつ明瞭ではない)感じ。

アセトアミノフェンの静注しても、グリセオールやっても頭痛は治まらず。屯用でポンタールも飲んでいる。

頭蓋内圧亢進症状で吐いてしまい、昨日から何も食べていないので緑色の胃液ばかり吐いている。もちろん食欲もなく、水も飲めず、尿は濃縮尿で尿量減少しているし。

私が11時くらいに行って本日初の排尿150mlってさ~。脳圧下げてんだからインアウトチェックしてくださいよ~。

ちょっと大学病院の看護師疑ってみた(笑)←笑いで済ませられないけど☆

顔もパンパンに浮腫んでいるし、夫、このまま死んじゃうんじゃないかと久しぶりに、泣いてしまった。

午後に造影MRIを撮る予定と教授からの病状説明が入っている。その間も不動産屋からの電話に私の仕事関係の退職手続きの問い合わせ、家族連絡と私もやることいっぱい。入院手続きも済ませた。

まぁ、分かるんですよ。患者家族だから痛みを取って欲しいとか、医師指示を早く確認して欲しいとか、具体的オペ日を早く聞きたいとか、焦る気持ち。まさに今の私。

でもここは天下の大学病院。先生のピッチ鳴らした所で外来診察中だろうし、レスポンスも遅い。診療棟から病室まで遠い!のも。

でも患者家族は待てません!

うるさい患者家族と思われようが、夫を守れるのは私しかいない!

昨晩から4回以上吐いて朝も昼も食べられていない、水も飲めない。点滴増やしてくださーい、脱水ですよー!と遠回しにナースコールで何度も訴えました(かなりウザい家族)。

造影やった後も排尿がなくて気持ち悪くて水も飲めないのでさすがに腎臓かわいそうで、さらにしつこく何度も訴えてようやく午後4時過ぎにビーフリード500ml追加。(夜中から尿量が増えて大変だったらしいけど)

手術日が決まってなくて、4cm大の脳腫瘍が発覚した日からA市の総合病院の担当医(TJ医大からの派遣)がTJ医大の主治医に絶対に早めの手術が必要だからと訴えていてくれて、もうすでに発覚の日から1カ月以上経っている。

夫の脳腫瘍は脳室にめり込んでいるけど麻痺やてんかん、激しい頭痛、嘔吐など今まで症状が顕著に出ていなくて、端から見れば健康そのものだったため、あまり緊急性がないと判断されていたらしい。

TJ医大側からすれば2カ月3カ月も手術を待っている人もいるのに、手術を急かすなんてとんでもない患者家族なんだろうけど。

何度も言うさ。

患者家族は待てませーん!

もともと23日の今日はMRI後外来で教授様と面談予定で手術日も決定する日だった。

MRIの後、具合の悪い夫の車椅子を押して外来に行ったら教授様待ちの患者数が多くて、一回病棟に戻るように言われ、病棟に戻ったら戻ったで何時間も待ち…。

最終的に今日は面談は無理です。と夕方7時に言われました。

あのー。

すいません。

私たち、何週間も前から面談の予約入れてるし、予約表も手元にあるんですけど?

手術日が決まったら、少しは安心できたかもしれない。緊急入院で東京の滞在日数も延びてまともに眠れていない。

なんだか悔しくて、夫と2人で病室で落ち込んでいた。

私の友達も夫のお見舞いに来てくれていて、夜は彼女の家に泊まることになっていて、彼女を待たせていたので、しょうがないからもう一泊して、明日S県に私が一旦帰る前にどうしても教授と話ができないですか?と病棟ナースにゴリ押しして。

そうしたら最後の最後、教授が病棟に部下2人を引き連れて登場~。20時過ぎ。教授も早く帰りたいだろうな…。

面談室で病状説明と手術日を言い渡されました。

が。

「旦那さんより緊急性の高い患者さんが手術が必要ならば、代わってもらいます」

とやや冷たい感じで教授様に言われました。そりゃそうだよね。みんな助けてもらいたい、みんな助かりたい、家族だって、みんな同じ想い。

癌センターだって、緩和病棟だって、空き待ちの間に亡くなる人もたくさんいる。もしかしたら、人の命や寿命は決められているのかもしれない。

最後までやることやって、相手に伝えたいこと伝えて、もうやることがなければ、後悔しないでしょ、きっと。でも私は最後まで足掻くけど(笑)

再度手術日は決められているので前倒しはできないことを念押しされ、教授面談は終了。でも具体的な手術日を提示されて少し安心した。

夜も快適な友達の家で久しぶりにグッスリ眠れました。