飾り山にも、舁山にも、側には長法被姿の男衆がいて 神様を見守っている

長法被姿の男衆は、もれなくかっこいい。

話しかけてみたいけれど、そんな勇気なんてない。

じっと遠くから眺めて 全然気のないふりをして通り過ぎるだけ

山笠期間は女性を断つしきたりだそうだから、仕方がない。

でもまた、そんな女性断ちをしている男性というのは、なおの事かっこいいのだ。


ただ最近は、観光客の女性などには普通に対応してくれる。

先に出た、飾り山を守っている若い男子などは、質問すると教えてくれたりする。

今回  一度だけ若い男衆に話す機会があった。

親切に教えてもらった後  記念に山と一緒に写真を撮らせて下さい、とお願いした。

美しい人形の山と長法被姿の男衆が並ぶと絵になる。

シャッターを切ろうとしたその時  その男衆のそばに、幼い男の子が駆け寄ってきた。

私は、笑顔を作って 男の子に、ねぇ、一緒に写真に入ってくれない、とお願いした。

男衆はその男の子の肩を抱き寄せて、とても暖かい写真が撮れた。

私は、どうもありがとう、と男の子に手を振って その場から去った

ちょっと振られた気分で。