沖縄で食べる炒め物 (チャンプルー)は、どれもおいしい。

 

ゴーヤーチャンプルーしかり、ふーチャンプルーしかり。

 

 

我々が、同じように作ろうとしても、現地で食べるほど、おいしくならない。

 

しかし、秘訣が、わかってしまった。

 

それは・・・

 

 

だしの素を、大量に使うのだ。

 

 

地元の人たちが、炒め物を作るのを見ていると、1回の調理 (約3~4人分)に、ほんだし1袋は、入れている。

 

これは、その人だけが、だしの素を多く使っている訳ではない。

 

沖縄では、だしの素を大量に使うのは、あたりまえの事なのだ。

 

 

実際、沖縄限定ほんだしキャンペーンというのもあるし、沖縄人が、内地に行って、あまりにもだしの素を少量しか使わないので、驚いたりもするらしい。

 

 

我々ナイチャーは、だしの素を大量に使う事に、とても抵抗がある。

 

1袋のほんだしを、何回かにわけて使うのが普通だ。

 

 

私も、ゴーヤーチャンプルーを作った時に、恐る恐る、ほんだしを、1袋全部いれてみた。

 

そしたら、なんと・・・・、

 

おいしかったのだ。

 

 

ここで、現地の人に教えてもらった、ゴーヤーチャンプルーの作り方を。


 

 (材料) ゴーヤー

      島どーふ (炒め物にしても崩れない、固い豆腐。なければ、

                  厚揚げでも)

      ポークの缶詰、または、かまぼこ(さつまあげ)・・・ポークは脂

                  っこいので、かまぼこの方が、お勧め)

      卵

      塩、しょうゆ、ほんだし



 (作り方) まず、ゴーヤーは、中のわたをきれいに取って、切る。

       他の材料も、切る。

 

       なべに油をひいて、材料を炒める。

       ゴーヤーが、しなしなになるまで炒める。

       (ナイチャーが作ると、ゴーヤーのパリパリ感を残したがる

       が、それは違うのだそう)

 

       ほんだしを1袋、封を破いて、勇気を出して、思い切って、全

       部入れる。


       少量の塩で、味を整える。

       しょうゆは、香り付け程度に、ごく少量入れる。    


       最後に、溶き卵をかけて、出来上がり。