沖縄の墓は、でかい。

 

墓自体も大きいが、墓の前にも、大きなスペースがあって、人が集まれるようになっている。

 

 

墓には、屋根があったりして、住むこともできそうな位だ。

 

しかし、実際に住み着いている人は、いないようだ。

 

やっぱり、墓ですからね。

 

 

で、シーミー、あるいは十六日祭の日には、墓に一族が集まる。

 

この日の墓地近辺の路上は、車がズラズラズラッと駐車して、大混雑する。

 

 

墓の前のスペースには、皆が座って、持ち寄った食べ物、飲み物、お菓子を供えた後、皆で食べる。

 

食べ物は、特に精進料理、というわけでない。

 

肉もたっぷり入っている。

 

 

この料理、昔は作ったのだろうが、今ではスーパーでも 「オードブル」 として売っている。

 

「オードブル」 って、内地にも、ある言葉だけれど、沖縄では、より頻繁に使う。

 

正月の、おかず詰め合わせも、オードブルと言う。

 

 

オードブルって、沖縄言葉だなぁ、と思っている私である。