着物を学び、1年が経ちました。

一年が経ったので、振り返ってみると、

だいぶ、着物に慣れてきたような
まだまだなような。

でも、確実に上達したな、なんて、
ひとり満足感に浸ってみたりします。


着物を着ると気分もシャキッとして
気持ちがよいです。


着物は本当に、
機能的ですごいなぁと思います。
着るということでの合理性もすごいのですが
着物の仕立て方も
とても合理的で美しいと思います。


着物を着る以前は
リメイク用の着物を手に入れて
着物を解いて、
ワンピースやスカートを
リメイクしたりしました。


和裁も洋裁も学んだことはなく
ただ趣味で洋服を作っていたのですが
よく布屋さんがたくさんある日暮里に
友達と足を運んでいました。


そこから、服作りに
リメイク用の着物を使ってみようと思ったのです。


その時はまだ、着物の知識はなかったけど
解くとまた一枚の布になるのをみて
なんて合理的だろうと思ったこと

全て直線的に処理していることに
美しさを感じたこと

直線だからこそ、角の揃え方?
みたいなものの細やかさや精密さのようなもの
見事さなどを感じたこと

糸を解く時、縫い目をたどるわけですが
ひと針ひと針が、手で縫われていたんだなぁ
と感じたこと

仕立てた時や、受け継ぐ時のストーリーが
きっとあったんだろう、
どんな方が着ていたのかななんて
思いを馳せたこと


なんの知識もないわたしが
着物を解くだけでも
着物に対してこんなにたくさんの
驚きと感動を覚えたことを
思い出します。


今も、リメイク用の着物が
まだたくさん(笑)あるので
着れるものは、わたしが着物として
着ることにしたものもあり
新しいワクワクになります。

リメイク用のもので、
洋服にしたいものもあるので、
それもリメイクしようと
ワクワクしてます。


反物って長い長方形だけど、
着物を仕立てるとき、
捨てる部分が一切なく
着物をほどいたら
また一枚の反物に戻る
という、
機能的で、かつ合理的。

着物は絹で織られているものが多いですが、

絹は、お蚕さんの命をいただいて作られます。

だからこそ、一枚の布を無駄なく使い切る
という考え方が育まれたのかもしれません。

あるいは、もともと
「もったいない」という精神があったからこそ、
このような仕立てになったのかもしれません。

どちらかわからないけど
いずれにしても、

いつも日本の精神は

何に対しても昔から
使い切る精神があり、
ものに対して
敬意があるように感じます。
一つ一つの扱いが丁寧だと感じます。
いただいた背景(お蚕さんの命をいただくこと)
にも、敬意を払う
思いやりのような
謙虚さのような
そんなあり方が
文化の中で育まれてきたのかなと

そんなことを思いました。


着物の仕立てで、
布が無駄なく使われている
というところから学びを得たので、
洋服リメイクでも、端切れは捨てずに
色々活用しようという思いにも至りました。
端切れも捨てずに、使い切ろうと思います。


着物は、
柄や織物としても美しいですが

仕立て方も
1ミリも捨てないあり方も

美しいと思いました。