ビール瓶には何故色が付いている? | オリオンの雑学

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恋人や仕事仲間と話す話題が無い、もっと知識を深めたいと思っているアナタ。お役立ち雑学をご紹介しますよ?

私は普段、あまりお酒、アルコール飲料を飲みません。夜勤が多いからというのもありますが、それ以前にお酒の味が好きではないのです。抵抗無く飲めるのは、せいぜい梅酒くらいで、それも友人との集まりや職場の方々との飲み会で飲む程度で、家では全く飲みません。

特にビールはダメですね。まずくはないのですが、口には合いません。

ところで、皆さんは疑問に思った事はありませんか?



メーカー問わず、どうしてビール瓶は決まって茶褐色、或いは暗緑色なのか?

勘の良い人は「日光から中身のビールの品質を保護する為」だと気付いている事でしょう。

では、具体的にはどういう事なのか?

ビールは直接日光に晒されていると、「日光臭」という臭いが生じます。これはビールの原料、ホップが原因です。

ホップの苦味成分、イソフムロンが紫外線で分解され、ビールの中の硫化水素と反応する事で、イヤな臭いが生じます。これが日光臭です。ビール瓶のあの色は日光の影響を軽減する為のもの。なのでビール瓶を置くのも、冷たくて暗い場所が適しているのです。