昨日から今日にかけて、2つの大きな流れを変える出来事があった。
まず一つ目はM.シューマッハのラストラン。
深夜2時(日本時間)から始まったF12006年最終戦、ブラジルGP。
優勝はマッサ、2位にはアロンソが入ってドライバーズタイトル獲得。
そんな中でも、M.シューマッハの走りは他を圧倒していた。
勝利に対する強いこだわり。これがシューマッハというドライバーを支えてきたのだと思う。
でも今日のシューマッハは何かが違う気がした。
勝つために攻めるというより、自分の最後の走りを他のドライバーや観客に見せ付けるように走っていたように思う。
レース後の笑顔がなんとも印象的だった。
一時はシューマッハばかりが勝ちすぎてF1人気が下がるほどだった。
そんな最強ドライバーもついに引退の時。
ひとつの時代が終わる、そんな気がした。
皇帝が去り、来期は群雄割拠の予感。
アロンソ、ライコネン、マッサ、バトン
このあたりが競り合って、最後まで目を離せない熾烈なタイトル争いをしてほしい。
Thank you Mickel!!
二つ目は、「〓」。
9月の13機種発表の時に書いた記事を読んでいただければお分かりいただけるはず。
そう、ついに価格破壊で有名なあの禿がやらかしたんです。
ネットでソフトバンクモバイルの記者発表会の模様をライブ中継していたので、リアルタイムでチェックしていたんですが…
孫さんの口から出てくる言葉はまさに衝撃の連続。
ある程度の予想はしていたけど…
この笑顔を見てください。
簡単に言えば、価格でも絶対に他社には負けない、どんどんかかって来いってとこでしょうか。
今回発表されたのは大きく2点。
まず、明日から始まる番号ポータビリティに向け、ケータイ業界に仕掛けた究極の戦略。
ブル-プラン・オレンジプラン!!!!!!!!!!!
この名前が意味するもの…つまり、auとドコモを徹底的に意識したプランであるということ。
内容は各社のプラン・割引サービスをそのままコピーし、そこから200円引するというもの。
しかも、他社が対抗値下げしてきた場合には、24時間以内にさらに値下げを行うとのこと。
「じつにわかりやすい」
孫さんはこう言っていた。
たしかにそうだ。
一瞬そう感じた後、一気に疑問が沸いてきた。
そんなプランが本当に可能なのか?
ショップ店員は3社すべてのプラン・割引サービスに2日で完璧に覚え、対応することができるのか?
料金請求はミスなく行えるのか?
もうなにがなんだかわからない。
そしてもうひとつが、『予想外割』
これは基本料9800円のゴールドプランを新設し、いきなり70%引の2880円にした上で提供してしまえこのやろーというもの。
ソフトバンク同士の通話・メール(SNSのみ)はすべて無料。
これは通話定額で業界をあっと言わせたウィルコムよりも低価格。
細かい部分では色々と疑問点・問題点があるものの、他社ユーザーを取り込むのには非常に効果的だと思う。
ただ、これは同時に、これまでご法度だったケータイ業界の価格破壊がついに始まったことを意味するし、一度仕掛けたらもう後には引けない状況になる。
こんな大事な決定を一部の役員のみで極秘に決めてしまうというのだから、ソフトバンクという会社がいかに「禿の思いつき」で動いているかがよくわかる。
魅力的なのと同時に、ある意味恐ろしさを感じる部分だと思う。
まぁなにはともあれ、ケータイ料金は今後格段に安くこと間違いなし。
ユーザーとして考えれば、とても喜ばしいこと。
ただ提供する側からみれば、激しい消耗戦が待ち構えていることになる。
今後1・2年のケータイ業界を考えると、今日のソフトバンクの発表は大きな変化の第一歩として記憶されるだろう。
それだけ衝撃的な記者会見だった。
1年後、3社のシェアはどのように変化しているだろうか。
記録としてここに残しておこう。
◇2006年9月現在
ドコモ 52,102,900
au 24,486,300
ソフトバンク 15,307,000
この数字が大きく動くかどうかは、これから行われる激しい戦争の戦果によるだろう。
ソフトバンクの発表に関する詳しい情報は↓
http://k-tai.impress.co.jp/cda/article/news_toppage/31616.html


