「祇園祭鑑賞リポート」でざっくり、
街の歩き方をご案内しました。


ここでは、写真を交えて、祇園祭りの醍醐味を・・

祇園祭の主役といえば、

”山鉾” これが市中を練り歩く山鉾巡行が祇園祭りの目玉です
練り歩く、”乗り物は” 「山」と「鉾」の二種類にわかれます。

そして、それぞれの山鉾も、装飾品に大きな違いがあって
それぞれに美しさ、壮大さを競っています。
重要文化財級の装飾品もあるそうですよ

↓が「鉾」
背が高く、大きな木の車輪で進みます。
二階部分にはお囃子を演奏する男衆が乗り込みます。
格安国内旅行のオリオンツアーブログ-祇園祭
↑は「放下鉾」
前面に、手や首を動かすことのできる
人形の稚児が乗るのが特徴


↓鉾にのる男衆、こうやって腰掛けながら囃子を演奏します
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↓が「山」人が乗る形式ではなく
台車の上部分に、それぞれテーマとなる
物語のシーンが表現されています。
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これは、台車下部に車輪がついていて、人が引いてすすみます
人間は基本乗りません。お囃子もなし。

7/17 9:00に四条烏丸交差点を32基が順番にスタートします。
それが祇園祭りの最大の目玉 山鉾巡行です


巡行を見るのも楽しいですが
それぞれ山鉾を出す町内を見てまわるのも面白いですよ

↓は、鉾の二階部分に、町会所など、集まっているところから
直接乗り込めるようにしてある、渡り橋
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屏風祭りと呼ばれる
旧家にある貴重な屏風などの美術品を
そとからみえる形で展示する風習

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綿々と続けられてきた祇園祭りの重みを感じることができます


巡行を終えた山鉾は再び細い路地を回って
町会所に帰ってきます。
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電線や信号も、この祇園祭の山鉾にぶつからないように
ちゃんと設置されたり、可動式になっているというから
驚きです。

朝9:00から始まった巡行は
大体正午を回るくらいに終わります。
そしてその夕方にかけて、山鉾はすぐに解体されます
名残惜しいんですけど、
巡行することで、街の悪いものをすべて背負って祓ってくる、という
意味合いがあるので、すぐに解体して清める意味があるそうですよ

釘一本も使わない、鉾の内部を見たい方は、この解体シーンも必見ですね