1月1日に発生した能登半島地震。
それから私が所属する石川県鍼灸マッサージ師会と石川県鍼灸師会では1月3日に災害対策本部を立ち上げました。
私はそこで事務局長をさせていただいています。
現在も両師会として活動中ですが、これまでの災害支援鍼灸マッサージ支援活動の経過を少し書いておきたいと思います。
1月9日~2月2日
石川県庁鍼灸マッサージケアルーム
DMAT本部が設置された県庁11階の空いている部屋を利用させていただきDMATや県医療対策課の依頼で、県庁で活動する、また県庁に帰ってくる支援者の皆様の鍼灸マッサージケア活動を実施しました。
3月10日~4月29日
富来活性化センター避難所
両師会災害対策本部で検討し、志賀町富来にある上記施設で避難されている皆様、また、そこで支援されている皆様の鍼灸マッサージケア活動を実施しました。
5月6日~継続中
いしかわ総合スポーツセンター1.5次避難所
DSAM(災害支援鍼灸マッサージ師合同委員会;日本鍼灸師会と全日本鍼灸マッサージ師会の災害に係わる委員で組織される団体)の活動を引き継ぐ形で鍼灸マッサージケア活動を実施させていただいております。現在も継続中の活動です。
5月26日~継続中
輪島高校避難所
輪島市の避難所でも活動をできないかと輪島市のボランティア調整窓口と事務局として連絡をとりニーズ調査をしていたところ輪島高校より打診がありました。頻繁には行けませんが定期的に現在も鍼灸マッサージケア活動を継続中です。
活動詳細は院長のドタバタ活動日記(gooブログ)に掲載してありますので、そちらの方もお立ち寄りいただくと嬉しいです
日々の鍼灸臨床もちゃんとやってますので、当院をご利用される皆様は安心してご来院ください
そんなこんなで毎日、ドタバタと活動しています。
上記活動で被災者を支援する皆様の疲弊、疲労は特に発災から数ヶ月はたいへんなものがありました。
そこで鍼灸マッサージ施術で皆様の背中を少しですが支えることができたことは嬉しいことでした。
避難者の皆様にもたいへん喜ばれております。
可能な限り継続的に仮設住宅などにも今後、活動範囲を広げていきたいと話をしております。
復旧、復興した時に、能登に住んでいる皆様が、元気に笑顔で生活できるように、そして、街がよい形で蘇るように祈願しながら、鍼をうち、灸をすえ、身体を優しく指で押しています
今後も私達ができることで被災者や被災地に寄り添っていければと思いつつ日々を過ごしている今日この頃でございます
最後までお読みいただき、ありがとうございまっす