リトミックってどんな習い事? | 調布リトミックとピアノの教室|オリナスミュージックルーム ORINAS Music Room♪

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京王線調布駅徒歩5分│0歳から通えるリトミックとピアノの教室ORINAS Music Roomのブログです。日々のレッスンで接するお子さまやおうちの方への思いを綴ります。

調布市のリトミックとピアノの教室
ORINAS Music Roomの

ブログにようこそ!

主宰の永田衣里です。

 

リトミックってどんな習い事?

この前、義妹としゃべっていたら

「リトミックってなんかいいらしいって聞いたから体験に行ってみようと思ってて」

「でもどんな習い事なのかよくわかってなくて」

そんな話になって、

うんうん、わかる!って共感いっぱいでした。

 

だって、私がそう思ってたから!

 

「リトミックとは」で検索したら「スイスの音楽家、エミール・ジャック=ダルクローズが〜」っていうところから始まる説明が多くて、うーん…ってなりませんか?

 

 

それに、音感やリズム感だけじゃなく、集中力も想像力も表現力も協調性もつくなんて書いてあったりするでしょ?

 

ほんとにそうなの?

ちょっと疑いたくなっちゃう気持ち、

すごくわかる!

 

だって、私がそう思ってたから!

 

リトミック講師になったきっかけ

そんな私は音大時代にリトミックの授業を受けてきましたが、これは完全に音楽を専門にする人向けのレッスンでした。

だから、長女が生まれて、初めて「ベビーリトミック」という存在を知って、あれ?リトミックってこんな感じだったっけ?って思ったんです。

その時に感じた疑問や、子どもたちとやったら楽しそう!とワクワクしたのをきっかけに、子育てと並行しながらリトミックの勉強をし直して、今に至ります。

 

だから、

リトミックってどんなことするのかな?

とか

リトミックのなにがいいのかな?

ということについては、すご~く考えてきました。

 

前置きが長くなっちゃったけれど、

わたしなりの「リトミックとは」をまとめてみました!

 

リトミックとは

音楽教育法の中のひとつです。

リトミックは楽器演奏にかたよらずに

音楽にアプローチするレッスンです。

 

音楽教育=ピアノを習うこと 

というのが一般的なイメージだと思いますが、リトミックでは、まず自分自身が楽器になるような感覚で捉えてみてください。

 

リトミック教育には3本柱があります

一言で説明するのが難しいと言われたりするリトミックですが、明確な3つの柱があります。

 

・リズム運動(リトミック)

 ...身体全体を動かして、聴き取った音楽を表現すること。


・ソルフェージュ

...音楽を聴き取って正しい音で歌い、音の機能を感じて理解すること。


・即興表現

 ...リズム運動やソルフェージュで得たことを応用し、即興的に自分で創り出し、動きや演奏で表現すること。

この3つをバランス良く学ぶことで音楽力をつけていきます。


ORINAS Music Roomでは、ベビークラスや STEP1 のレッスンでは親子でのリズム運動が中心になっています。
STEP1 の終わり頃から歌うことができるようになってくるので、少しずつソルフェージュを取り入れ、正しく歌う練習をはじめます。
STEP3 以降になると、音の高低や強弱、遅速など、様々な音楽の要素を感じながら、即興的に動きで表現することができるようになってきます。

またリトミック研究センターのカリキュラムに即して、モンテッソーリ教育の考え方も取り入れています。
 

自分なりの表現を

リトミックでは、音楽に沿って動きながら、自分自身が楽器になって、自分なりの表現を楽しむことをたくさん経験していきます。

だけど「自由に」って言われると、かえって戸惑うことがありませんか?

でも、自分なりの表現に正解も不正解もないんです。

たくさん試して、それを先生や仲間から認めてもらうことで、自由に表現することへの安心感を学びます。

ほめられるのとはちょっと違って、無条件に認めてもらった経験が多ければ多いほど、自己効力感が高まると思っています。

 

正解のないことに対して、自分で考えて、自分の答えを出す。

これってリトミックに限らず、日常生活でも必要になる重要なことだと思うんです。

幼いうちから、自分はどうしたいかと考える練習を積むことができるのがリトミックです。

 

音楽の知識化、記号化は最後に

リトミックでは、はじめから楽譜が読めるように教え込んだり、いきなり楽器を演奏したりすることはありません。

間違いを指摘するのではなく、お子さまの気づきや発見を大切にしています。

そして、適切な時期に、少しずつ音楽を知識化して記号化していけるよう、アプローチしています。

 たくさん動き、たくさん歌ったそのあとに、音符や音名、楽譜が待っています!

 

アクティブラーニングとかSTEAM教育なんていう言葉が良く聞かれるようになりましたが、100年以上も前にダルクローズが書き残した言葉、

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リトミック教育の目的は、学んだあと、生徒たちが、「知っています」ではなく、「やりました」といって―そのあと、自分を表現したいという欲求を自分の内に生み出すようにすることである。

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これがいつも心に響きます。

 

心身の発達のために

音楽を手段にして、子どもたちの身体の発達や心の成長を促していく面も多々あります。

 

【身体の発達】

粗大運動:

ハイハイする、歩く、意思をもって歩く、止まる、走る、しゃがむ、ジャンプする、ギャロップする、スキップする、スウィングする、などなど。


微細運動:

握る、引っ張る、シールをはがす、シールを貼る、紙を丸める、ちぎる、はさみで切る、ひも通し、ぬいさし、などなど。



 

【心の成長】

ご挨拶の習慣、ありがとうのやり取りをすること、お友だちのやっていることを見守る、順番を待つ、楽器や道具を大切に扱う、(今はコロナでできないけれど)友だちと手をつないで歩く、グループで協力する、最後までやり抜く、などなど。


こういったお子さまの発達を促す活動を、リトミックの音楽あそびを通して、楽しみながら経験することができます。

モンテッソーリメソッドの考え方も合わせてお伝えしています。

 

非認知能力を育てよう

だから、やっぱり、音感やリズム感、音楽の基礎を学びながら、集中力、想像力、表現力、協調性、最後までやり抜く力などに訴えかけていくのがリトミックなんだと思うんです。

 

 こういった非認知能力は、どの程度身についたのか数値化したり、人と比べたりするのは難しいですが、お子さまの成長に欠かせないものだと思います。

 

そしてリトミックで培ったものを、心に体に蓄えて、満を持して!ピアノなどの楽器演奏につなげていくというのが理想的じゃないかなと思っています!

 

私が大切にしたいこと

音楽の習い事はすぐに結果がでることばかりではないです。

日々の積み重ねが大事な、息の長~い習い事だと思っています。

だからこそ、途中で息切れしないように、まず音楽を楽しむこと、自分なりに考えられる力を持つこと、ほめてもらうのではなく、たくさんの仲間に認めてもらえる環境を作ることを大切にしたいです。

 

長々と書いてみましたが、

百聞は一見にしかず!

 

ぜひ一度レッスンに遊びにいらしてくださいね😊

 

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