アーマーモデリング 「城郭模型紀行」これまでとこれこら | 城郭模型製作工房

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城郭模型作家・島 充のブログです。日本の城郭および古建築の模型やジオラマの製作過程を公開しています。

今年から隔月で続けてきました月刊アーマーモデリング 誌での私の連載、「城郭模型紀行」。

今までのラインナップを振り返ってみましょう。

◆第1回、松江城。
●童友社製キット拡張、雪景色。

◆第2回 彦根城
●童友社製キット改修、春景色

◆第3回 松本城
●ウッディージョー製木製キット使用

◆第4回 大坂城
●フルスクラッチ

◆第5回 犬山城
●フジミ製キット使用。

◆第6回 名古屋城
●フジミ製絶版キット使用

ここまでの流れで、ある程度これからの流れがお分かりかと思います。

どんな規則性があるかというと…??

そうです。国宝五城と日本三名城が題材になっています。

残るは

熊本城と姫路城、ということになります。

ちなみに次回は熊本城です。

現在製作中!!

これまでの流れは、実は、かなり考え抜いて構成してきています。

・スケールは松江城の1/500から1/150の1まで幅広く。
(今度の熊本城は1/1515ですので更に小さく)

・材質もプラから木製まで、メーカーも童友社、ウッディージョー、フジミとばらけさせています。

・絶版キットも取り扱う。

・天守だけの模型から、全域模型まで。

・季節表現を行ったものを取り入れる。

・石垣の表現を幅広く。キットのまま、スチレンボードを使ったもの、石粉粘土を使ったもの。
(この先シーナリーペーパーを使ったものとパテを使ったもの…と続くわけです。)

・模型誌なので、キットを使い、出来るだけキットを生かして大切にする。その上で見たことのないような景色を生み出したい。

・フルスクラッチも入れる。

・比較的忠実なものからかなりデフォルメを加えたものまで幅広く。

この一年間は自己紹介のつもりで、いろんな方向性の作品づくりをしてきたつもりですがいかがでしたでしょうか。

熊本城、姫路城で一連のテーマが一旦完結すると、いろんな趣向をさらに広げていくつもりです。

個人的には、古写真シリーズをやりたい。

この辺の絶版キットも取り上げたいですね。



引き続き、アーマーモデリング 誌、城郭模型紀行をどうぞお楽しみに!!