短畳(たんじょう)です。
1/10スケールだと、畳表がのっぺらぼうだと面白くありませんよね。
どうやって畳表を表現するか。
ヒントは台徳院霊廟模型にありました。
その畳の解説に、畳表は和紙に模様をつけて表現、とあったのです。
当然、どうやってやるのか、具体的方法は書いてありません。
試行錯誤。
まず、真っ白な和紙にやってみる。
しかし…
この後塗装したら、和紙が水気を含んでのびてしまい、時間をかけてつけた模様がほとんど消えました。
トホホ。
次に塗装後にやった場合。
なんか表面がデコボコに…
近いけど違う。
最終的に、塗料に木工用ボンドを混ぜて、表面を固めると同時に少し弾力を持たせる。その上で模様をつけていくと、いい感じのツヤも出て畳表らしくできました!
三度目の正直です。
印刷した高麗ベリを合わせてみる。
芯に貼り込んで完成です。