彦根城の二重目の南北には、パッと見、入母屋のような破風があります。
その下に華頭窓が並んでいることもあり、出窓のようにも見えます。
実際、童友社のプラモデルでは出窓の張り出しがあります。
二重目の平面図です。
くっきり長方形の平面。
この破風の納まりが案外、曲者です。
断面図を見てみると、破風内の妻壁と二重目の壁面は同じ水準です。
ということでまず破風板を取り付けます。
次に庇を取り付けました。
ちなみにこの破風の名称は、修理報告書によると千鳥破風となっています。
続きは次回…
丸瓦はいつものごとく一本一本貼りつけています。
「大事なことはたいていめんどくさい」
に心から共感。本当にめんどくさいです。
でもこの言葉は奥深いですね。
逆に言えば「めんどくさいことはたいてい大事なこと」。
自分がめんどくさいと思ってやらないことが日常にはたくさんありますが、実はその全てが本当はとても大切なことなのでしょう。