Nゲージ用彦根城⑨ とツイッターにおののく | 城郭模型製作工房

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城郭模型作家・島 充のブログです。日本の城郭および古建築の模型やジオラマの製作過程を公開しています。

昨日、ツイッターを始めました。24時間で120人以上の方からフォローいただき、ありがとうございます。嬉しいです。

日本城郭史学会の公式アカウントがフォローしてくださったりリツイートしてくださった時にはさすがに目が飛び出そうになりました。このブログでは西ケ谷先生のお名前は出したことは無いのですが、西ケ谷先生のご本、たくさん持っております!

呟くことといっても過去作品をいくつか上げただけです。やはり豊臣大坂城全域と熊本城の宇土櫓はインパクトがあるようで、現在もじわじわ拡散中です。
なんじゃこの数。
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ツイッターの拡散力を初めて身を以て経験しました。こりゃ一つ間違えば一瞬で炎上…。
ブログはまだ、我が家に来てもらって話を聞いてもらうような、自分のテリトリーの枠が強い気もしていて、いざとなればコメントもシャットアウトして没交渉にすることもできます。
一方ツイッターは、もはや渋谷のスクランブル交差点の真ん中で拡声器で叫んでいるも同然なので、気軽に呟ける一方でめちゃくちゃ気を使います…

どうぞツイッターもよろしくお願いいたします!

さて、彦根城です。
Nゲージのレイアウト用です。

まず断熱材で芯をつくります。
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50センチ四方に山を納めないといけないため、当然縄張りは大きくデフォルメすることになります。

しかし 

形は崩して空気は崩さず

を目標に製作しています。厳密につくるより、デフォルメする方が難しい気がします。

例えば日本画では、モデルを写すときに、隣の部屋に花を置いて、それを見て覚えて隣の部屋に移って描く。つまり形ではなく物事の本質を絵にする。ということをしていたと聞きます。

そこまで高尚な話ではありませんが、これだけ形を崩しても彦根城らしさを残せたらな、と思うわけです。

粘土で石垣と山を覆いました。
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建物を置いてみます。
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ちなみに、プラモデルの天守は石垣を自作しています。キットの石垣は、以前記事にもしたように、実物の石垣より5ミリ低いのです。いちおう、この石垣の高さが実物通りの比率ということになります。
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プラモデルの石垣と比較してみます。
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だいぶ印象が違いますね!