天秤櫓に色が入りました。
造形完了時の画像を何枚か。
天秤櫓だけで鬼瓦の数は32。同数の鳥衾の取り付けもあります。納め方が出来に直結する出隅が14ヶ所あるので、気を使う製作でした。
本物の天秤櫓の屋根です。
模型との比較。
屋根瓦だけ300分の1なので、比較するとその違いがよく分かります。
プラモデルの天守と並べてみました。
そろそろジオラマに取り掛かりますが、今回は本当に難しい!
ご注文のご指定が、50センチ四方に天守と天秤櫓、ということなのですが、Nゲージのレイアウトに組み込むということなので、山を切れ目なく納めなければなりません。
50センチ四方のベースに建物を置いてみると…
「狙ったところに思ったとおりにピッタリ投げられる」のがプロなのでしょうが、久しぶりに頭を抱えそうですね。
天秤櫓も思いっきり圧縮したように、はじめから厳密なものは求められていません。太鼓門櫓もバッサリ間引いて、曲輪の形もそのままというわけにはいきません。それでなおかつ「彦根城らしさ」「天秤櫓らしさ」を損ねてはいけません。
さてこの難題ジオラマがどう納まっていくか、とくとご覧あれ!