先週取材を受け、本日の新聞記事になりました。
熊本日日新聞には熊本城専門の記者さんがいらっしゃるのです。驚きました。
今回取り上げていただいたのは【熊本城のいま】という連載です。今年3月に連載がはじまり、城内の現状や関係者の思い、新たな技術や発見などを取材し、熊本城の復旧の歩みを記録していくという内容です。修復工事やそれにまつわる最新の調査結果や天守再建時の貴重な話など、熊本城に関する興味深い記事ばかりです。
どうぞ過去記事もご覧ください。
取材の時は午前中まるまる話が尽きず。
私の小さい頃からの身の上話を全部したような気分でした。
石垣を単調にならないように彫るのは難しいですよね、と問われ、「小さい頃はお城の絵ばっかり描いていましたけど、石垣が本物のようにいかず、写真をなぞったりしていました」と小学生の私がペンで石垣をなぞった熊本城の写真集をお見せすると、面白い!と写真を撮っていかれました。
城の石垣の原体験は熊本城なのです、と話しながら、地震であの複雑極まりない石垣空間に身を置くことができなくなり、それでこそ改めて熊本城の石垣の壮大さを思うのでした。
宇土櫓の石垣も写真じゃ伝わらない!地震被害のすさまじさも写真では伝わらない!
被災後まだ行っておられないあなた!ぜひとも今だからこそ熊本へ、熊本城へ足を運んでみて下さい。
週末もちょっと稼働します。豊臣大坂城は詰ノ丸完成時点で記事にします。