本日、熊本城の模型たちを無事に納めてきました。
熊本城まで運び、他の展示物とともに日本橋に向けて旅立ちました。
関係者以外の立ち入りが禁止されている城内に入ることができ、その被害を間近に見て、改めて絶句。
小天守台が崩れ、建物は宙に浮いています。
本丸滞在時間はほんのわずかで、徐行する車窓から撮った宇土櫓。
続櫓が全壊し、もともと続櫓入り口へつながる石垣上に上るための木の補助階段だけが残る姿が目に焼きつきました。崩壊した数寄屋丸御門枡形の石垣は応急的にコンクリートで固められ、痛々しい光景が広がります。
天守の屋根には菜の花が。
城、春にして草木深し。
地震がなかったら大勢の人で賑わっていたことでしょう。
熊本城の模型を熊本城から送り出されたことがとても嬉しかったのでした。
朝4時までの梱包作業と連日の16時間製作で疲れがどっと出ました。明後日の展示作業までしばしの休憩…