岐阜城の模型が朝日新聞の記事になったようです。
今週末のお城エキスポでも展示されます。私も最終日の25日には行きます!
この模型の今後の情報は岐阜城山上石垣整備推進協議会のfacebookからどうぞ。
さて、ジオラマ大坂城炎上、今回は土塀と水面、小物、フィギュアの製作です。
自分で引いた図面に合わせて下見板張りパーツを製作します。
白壁部分を追加して土塀の壁面パーツの原型が完成。
この壁面パーツと屋根パーツをシリコンで型取り後、レジンで複製。屋根パーツには童友社のデラックス大阪城、デラックス安土城などを利用しました。
複製パーツの清々しさ。
波紋をつけて完成
続いて詰ノ丸や天守台に立て並べた本陣旗。プラペーパーを使った、幅2ミリ、縦1センチのサイズです。
左より、プラペーパーから切り出し、ライターの火で炙ってはためきを表現、竿をつけて塗装して完成。
こちらはフィギュアの製作。フジミの1/350艦船乗組員を使いました。プラペーパーで甲冑をごくごく大雑把に再現。脱出する千姫には被衣をプラペーパーでつくっています。
塗装したところ。細かすぎて塗り分けテクニックが追いついていません、悪しからず…。姫はすでに死に装束だったと仮定して白の着付け。被衣は姫らしく朱に金の流水をイメージしました。甲冑の色も夏の陣図屏風を参考にその色合いを写し鮮やかにしています。
落城の日の朝、秀頼が一旦桜門の外まで出馬した時、茜の吹貫十本、金の切裂二十本、タイマイの千本槍を押し立てていました。夏の陣図屏風にも描かれていますね。
これを立て並べました。
秀吉の馬印といえば、真田丸の最終回でも重要アイテムとなった金瓢箪に金の切裂の馬印が有名ですけれど、「おきく物語」に、大坂城落城の時、この金瓢箪の馬印が打ち捨てられていて、こんなものをそのまま捨て置いていては恥辱になる、と打ち壊して捨ててから逃げたとあります。
金瓢箪の馬印もちゃんと描かれています。