広島城と法隆寺五重塔に取り掛かります | 城郭模型製作工房

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城郭模型作家・島 充のブログです。日本の城郭および古建築の模型やジオラマの製作過程を公開しています。

監修作品の安土城も無事に終了いたしました。
5000を超えるアクセスを頂戴し、作った本人も大変驚くと同時に喜んでおりました。多くの方にご入札いただきましたこと、心より御礼申し上げます。

ケースができるまでちょびちょびとさらに最終調整をしていくそうです。

私はというと明日から上京して、雑誌の編集部に伺ったり、週末はそのまま新潟に入り、模型の打ち合わせをして来ます。メールのやり取りで打ち合わせを進めさせていただいている案件もあり、ここ何日かはそのための図面引きをしておりました。

そして夏前からご依頼を頂いていた、広島城のジオラマと法隆寺の五重塔にもようやく手をつけることができました。

見た目の印象に大きく影響が出る最上階は切り離してディティールアップをします。
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漆喰の塗装
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まずは大まかな塗り分け。
童友社の広島城はこの塗り分けが大変で…木部表現と瓦の表現が決め手かと思いますので、幾重にも彩色を重ねていきます。
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マスキングはせずに筆塗りで進める予定です。

今回は小天守二基を従えた頃の姿の再現です。ベース含め、結構手を入れなければならないと思います。

法隆寺はまた改めて。