相国寺の七重塔は足利義満が建てたもので、高さは360尺といいますから109メートル、京都タワーの展望台と同じくらいの高さになります。
とにかく高さの記録があるだけであとは不明。ですので、先日の冨島先生の復元考証によるCGも恐らくほとんど推定でしょう。
柱間が通常の塔とは違って五間四方となっています。これだけ大きなものなので、構造的に持たないということでしょう。初層の裳階も根拠が知りたいところ。あいにく、手元に文献資料が全くありません。
ということで、この相国寺の七重塔が落雷で炎上したため、義満が新たに北山第に建てた、幻の北山大塔ということにして七重塔を作ってみましょう。この塔は存在すら疑われていた幻も幻、自分勝手に好きにできます。
とりあえず重ねてみる。
階高が高すぎて全体が不自然にひょろ長くなってしまいました。これじゃあ風でも倒れそう。第一美しくない。