私はというとHSの豊臣大坂城をちまちまと製作中でした。携帯から大きなアラーム音が鳴ると同時に、ゆさゆさと揺れました。
発表された震度は4でしたが、熊本寄りの場所のためか、大きめの揺れに感じられました。
おかげさまで、家族、家屋ともに無事です。
その後も余震が多く、なかなか気が休まりませんが、震源周辺の方々のことを思うとなんともありません。
熊本市内に住む親類とも、今朝になってようやく連絡が取れましたが、昨夜は一睡もできなかったとのこと。
震度7ともなると、家屋も一瞬で倒壊するとのことなので、昨日自分が体感した、あの揺れのまさにその中で、家屋の下敷きになられた方もあったのだと思うと、地震の恐ろしさを改めて痛感せずにはおれません。
あの熊本城も無残な姿です。
テレビの映像で大小の天守から土煙が上がるのが見え、これは大変なことになっているに違いないと思いましたが、一夜明けての報道で、予想以上の被害があるようです。
天守は屋根瓦が崩落しています。最上階大棟はことごとく転げ落ちて鯱は見当たらず、避雷針が下層の破風に逆さまにぶら下がっています。小天守にある入口脇の石垣が崩れていて、唐破風のついた張り出しの下の高石垣もかなりずれているように見えます。
城内では飯田丸五階櫓下の石垣の崩落をはじめいたるところで石垣が崩れ、長塀も石垣とともに崩壊している箇所があります。
これだけの破壊をもたらす地震だったことを思うと、震源地にお住いの方々の恐怖は想像もつきません。
まだ余震が続くようで私もビクビクしていますが、まずは、地震活動が落ち着き、そしてこれ以上の被害が広がらないことを心から願います。