童友社の姫路城を作ろう!今回はベースの完成まで行っちゃいます。
完成形はこちら。
建物を建てたい!
今回、一回目に必要工具で言っていたものに追加がありました。すみません。
マットメディウムとツヤありブラックの塗料。ツヤありブラックはフラットでも代用可能です。マットメディウムは緑地のパウダーの接着に使います。木工用ボンドを薄めたものでも代用できますが、マットメディウムのほうが断然便利です。小さなボトルもありますので、1つ揃えておいたほうがいいです。
地面の各部。
スミ入れ塗料もご紹介しましたので、石段にウォッシングしてみましょう。
石段部分にスミ入れ塗料を流して、余分なものを綿棒でふき取ると、縁に塗料が残ってより立体的になります。やり方は下に動画を載せています。
そのままでは綺麗すぎるので、ウェザリングマスターなどですこし汚してやると落ち着きます。
引き続き、周囲の化粧板と台枠の部分をツヤありの黒で塗りました。
引き締まりました。
そして一大イベント、緑のパウダーがけ!
これでかなり情景が出ます。
緑に下塗りした部分へマットメディウムを筆で塗ります。
それから余分なものはまず落とします。パウダーには限りがありますので、もとの箱の中にトントンと落としてください。そのあと息を吹きかけて、さらに余分なものを吹き飛ばしてしまいます。あとできちんと掃除機をかけるか外でやらないと家族に嫌われますのでご注意を。
簡単なウォッシングと備前丸の緑地のぼかし表現の動画です。↓↓
次回からはいよいよ建物に入りますが、ここまでで研ぎ出しの他、色の重ね塗り、パステルやウェザリングマスターでの汚し、ドライブラシ、ウォッシング、などなど、ごくごく基本的なテクニックをご紹介したつもりです。汚しのテクニックを総動員してしまったので、ちょっと汚なめのベースになりましたが(笑)、実際には今回はこれはやらない、とかいろいろ取捨選択をして製作しています。
みなさんも色々応用してやってみてください。
テクニックも大切ですが、テクニックだけで作るとどの城も同じになってしまうので、本物をお手本にすることを大事にしたいと思っています。石垣や地面の色も城によって違いますし、どうやったらこの色が出るかな、この質感になるかな、ということを常々試行錯誤しています。