昨日の記事の中で、自分なりの模型観を語ってしまいましたが、「語るんじゃなくて、その内容を作れよ」と突っ込む自分がおりまして、恥ずかしくなって削除しました。ご覧になった方、忘れてください。
遊撃丸の殿舎は最終的にこんな感じになりました。
板を縦に押さえている押し縁を板の凹凸に合わせて加工せねばならないので、かなりの手間がかかります。
ですから、下見板張りではなく全て漆喰で塗りごめたのでしょう。しかし、漆喰塗りも軒裏の垂木まで塗りごめるとなると大仕事になります。もしかすると垂木は白木のままであったかも…という想像も成り立ちましたので、天守以外の建物は全て、軒裏は白木の表現にしています。
同じように突き上げ戸の下の窓も、白木のままとしています。
同じように突き上げ戸の下の窓も、白木のままとしています。
この突き上げ戸も、規格品のように大量生産して、一気につけたのかもしれません。普通建て具は、建物ができてから、1つ1つの窓の寸法に合わせて作っていきますが、少し大きめの突き上げ戸をまとめて作ったと考えれば、この特徴的な姿も説明できる気がします。
夢と現実の狭間。
今回作ったのは、城の北側になりますから、陽当たりはこんな感じでしょうか。