肥前名護屋城の合間に季節の先取りで作っております、鹿苑寺金閣雪景です。
透明シリコーンを使用しますが、黒でほんの少し着色したものを流し込みます。
池底がコルクなので、染み込む可能性がありましたので、一旦シリコーンを薄く筆塗りして固めました。捨てシリコーン。
逆さ金閣出現!無風状態になった時に現れる静止水面です。シャッターチャンス。
樹木の製作。
幹に使用したのは「ジオコレ」のケヤキとKATOの「広葉樹(小)」です。
両方とも大きいのでこのように枝をカットして使います。
葉の部分に使用したのはKATOの「針葉樹」に付属のスポンジです。
ご覧のように黒い!
濃緑ですが、炭かと思うほどの色。使いどころに困っていましたが雪景にはぴったりです。今回は特に、絵画的な作品にするつもりなので、樹木の葉はこれで統一します。
落葉した木はオランダドライフラワーを黒く着色し、上方向から白を吹きかけました。
樹木は合計約30本作りました。
引き続き松の製作。
こちらの幹は銅線で自作。
幹をティッシュペーパーとマットメディウムで固めたあと、塗装、葉をつけて雪を降らせます。
密度の高い作品を作るには単純作業を我慢強くせねばならないと痛感しました。
松と合わせて合計40本弱。
植栽。
金閣の島々は銀閣と違って、石組みと苔と松だけ。低木がなく、大変潔いです。雑草もなく管理が行き届いています。
白と黒の世界に金が映えます。
まだ樹木が少ないので追加します。
あとは台の漆塗りで完成…かな?