池の石組みにこだわりました。
本物に近い石組みにしています。
北斗石の周辺。
砂利の中から北斗石を見つけるのに一時間かかりました。
銀閣北側の八幡社の石組み。
日本の回遊式庭園は一言でいうと、人工を尽くして自然を作る、ということだと思っていますので、例えば池も、土留めに石で囲ってありますが、これが人工物だけども、人工物に見えてはいけない、自然にその池ができたように見えなければいけない、ということです。
池の汀を見てみますと、石はかなり緩急をつけて配置してあり、アクセントとして大きな石や立石を配置してあります。
そして杉苔に覆われた岸の土が、なだらかに石に被っていくようになっています。
小さめの石は地面より低く。
そして粘土でなだらかに岸をつくります。杉苔の生えたところを想像しながら。
銀閣の周りには雨落ち溝と犬走りがありますので、これも再現します。
でもなんだかまだ箱庭っぽいですね。
石が目立たなくなるようにせねば。