興福寺・猿沢池① | 城郭模型製作工房

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城郭模型作家・島 充のブログです。日本の城郭および古建築の模型やジオラマの製作過程を公開しています。

城郭以外が続きますが。

猿沢池から見た五重塔の景色をつくります。
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以前撮影したデータがすぐ見つからないのでWikipediaから拝借。

童友社のキットを使用しますが、とにかくめちゃくちゃ。南円堂は向き自体が違うという有様です。
まずキットから基壇を切り出し。
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基壇もなぜか石積み状のようなモールドですが今回は無視しましょう。

地形を作成。
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高低差が単純なように見えて、思いの外複雑です。
猿沢池は、放生会のためにつくられた人工の池で、周囲が350メートルくらいしかありませんが、今回の模型では実際より大きめにつくっています。
その分、境内をぎゅっと縮めました。

引き続き地面の作成。
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下塗り。
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興福寺は、現在中金堂の復元工事の真っ最中です。それに先立って、南大門、および中門、回廊の発掘および整備が行われました。
南大門、中門、回廊の基壇および礎石を簡単に再現しました。境内は縮めていますので、実際より回廊内が狭いです。

地面下地の完成。
三条通はアスファルトですが、曲がないので土色で表現しました。
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引き続き、水面、植栽、最終塗装です。