最近見た映画。
「シービスケット」(2003年アメリカ)
実在した競走馬シービスケットと、馬主、調教師、騎手の3人の物語。
最初は1910年代から始まって1920年代の大恐慌のアメリカで、登場人物の背景が描かれるのだが、誰がどうなった?どの馬がシービスケット?とちょっと混乱する。
3人が出会ってからやっと状況がわかってストーリーを追うことができた。
シービスケットはいわゆる「ダメ馬」だったが、自動車産業で財を成したハワードが買い、調教師のトムが訓練し、これまた「ダメ騎手」のレッドがシービスケットに乗り、馬も騎手も成長していく。
ハワードは大金を賞金に設定し、アメリカ東部の人気馬とシービスケットを対決させるレースを企画するが、レッドが実は右目が見えていなくて負けてしまう。
その後、東部の人気馬ウォーアドミラルとシービスケットのマッチレースが企画され、レッドとシービスケットは練習に励む。
しかしレッドが暴れ出したシービスケットに引きずられて大怪我をしてしまい、レースには仲間の騎手がシービスケットに乗り、レースに勝つ。
しかし今度はシービスケットが脚を負傷し、走れなくなってしまう。
怪我をした騎手と馬はなんとか再起できるように訓練するが・・・
馬が2頭並走して競走するシーンとか、どうやって撮ったんだろうなー。迫力があった。
頑張ってレースに勝って感動!なんだけど、実際に走ってる馬って「頑張って走って勝つぞ!なんて」意識はあるんだろうか・・・人間に走らされてかわいそうとまでは思わないけど、なんだか不思議に思う。
動物と人間をつなぐストーリーは良かった。
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