最近見た映画。

「クライマーズ・ハイ」(2008年日本)

 

日航機墜落事故を新聞記者の目線から描いたストーリー。

群馬の地方紙の記者たちが、泥だらけになって山に登って現場を見てきてショッキングな光景を文章にしても掲載されず、事故の原因のスクープ記事もどうしようかと考えているうちに他社が発表し・・・

特に主人公が仕事熱心なのはわかるのだが、どのように取材したかというよりも社内の権力争いみたいなのがメインになっていてあまり面白いとは思えなかった。

しかもみんな喧嘩腰・・・あんなに怒鳴りあってる会社やだなー。

これが昭和なんですかね。

セクハラ社長や主人公が私生児だというエピソード、主人公の息子(最初に出てきた時にまさか事故で亡くなったんかと思ってしまった)のことは本編(事故のこと)に関係ないのに中途半端に出てくるのも理解不能。

クライマーズ・ハイというのは、登山をしている人がハイになってどんどん突き進んでいくことで、多分取材をしている記者の心情とも重なっているんだろうけど、途中に挟まれる登山シーンの効果はよくわからん・・・

あのギスギスした新聞社の様子と登山やニュージーランドの景色は非常に対照的だった。

原作の小説は評価高いみたいですが、映画の方は長い割にはあんまり。

 

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