最近見た映画。
「プリティ・リーグ」(1992年アメリカ)
第二次世界大戦中のアメリカでメジャーリーグの選手の多くが出征してしまい、女子野球リーグが設立される。
田舎に暮らすドティとキット姉妹もスカウトされ(当初はドティだけだったのだが)て、入団テストを受けに行く。
最初はスカウトが美人だけを選ぼうとしていたが、実力のある選手が集まってくる。
ミニスカートのユニフォームにレディになるためのマナー教室なんて、この時代の「女はこうあるべき」なんでしょうかね。
昔はスター選手だったが、今はアル中で口の悪いやる気のない監督役はトム・ハンクス。
選手の1人でマドンナが出演していますが、ダンスホールのシーンはさすがマドンナらしかったな。(元々はダンサーという設定の選手でした)
試合には客が入らず、存続の危機だったが、派手な演出をすることにより人気が出てくる。
ドティばかりスター選手扱いされるため姉妹が揉めていて、妹キットは他のチームにトレードされることになってしまう。
姉ドティは夫が戦争から帰ってきたため、元の生活に戻りたいとチームを離脱する。
そしてワールドシリーズの最終戦を迎えるのだが・・・
確かに美人の役者さんが多かったけど、単なるお色気スポーツにならずに選手たちが生き生きして頑張ってる感じが良かった。
全体的には楽しい雰囲気なんだけど、夫の戦死の電報を受け取って悲しむのはやっぱり戦争中だったんだなと時代背景を感じさせる。
最後は何年も経っておばあさんになった元選手たちが再会。(当時母親についてきていたガキンチョもおじさんに・・・)
エンドロールは役者さんじゃなくて本当の元選手の人たちかな。
探偵ナイトスクープでも80代の日本の元女子野球チームの選手たちが試合をするというのをやっていて、それを思い出した。
良い映画でした。