最近見た映画。
「ミセス・ダウト」(1993年アメリカ)
昔見て面白かったので再鑑賞。
主人公ダニエルは子供が大好きな父親なのだが、仕事はクビになるわ、自分自身が子供っぽいことをするわで妻のミランダがついにキレて離婚をつきつけられてしまう。
裁判所の命令で子供には週に1回しか会えなくなり、特殊メイクで「ミセスダウトファイア」というイギリス出身の老婦人に変身して家政婦としてミランダと子供たちのところにやってくる。
芸達者なロビン・ウィリアムズが面白い。
父親と離されて不機嫌な子供たちが反発し、最初は料理がうまくできなかったりして大慌てなのだが、ミランダにも子供たちにもすっかり気に入られてしまう。
正体がバレそうになる場面がたびたび出てきて、笑えるやらハラハラするやら。
上の子供2人には父親だということがバレてしまうのだが、秘密にして家政婦を続ける。
ミランダには新しい恋人らしき男がいて、ミセス・ダウトファイアの姿なのに嫉妬を抑えきれないダニエルがなんともブラック・・・
家政婦業をやっていないときはテレビ局で雑用をしているダニエルだったが、社長に才能を見出されてミーティングのためにディナーに誘われる。
そしてミランダの恋人がセッティングした誕生日のディナーにも誘われ、それが同じ日に同じレストラン。
レストランのトイレで着替えてダニエルになったり、ミセス・ダウトファイアになったり、ドタバタとしているところにミランダの恋人が危機に陥り、助けに行ったところで正体がバレてしまう。
激怒するミランダ。後日の裁判ではダニエルは養育権を失ってしまう。
しかしTV局の社長に認められ、ミセス・ダウトファイアとしてのキャラクターで番組が始まって大人気に。
子供たちとも会えるようになったが、夫婦が元の鞘に戻ることはなかったのはアメリカの現実なのかな・・・
テレビのミセス・ダウトファイアは「離れていても家族」とか言ってたし、離婚家庭が当たり前に多い現代らしいと思った。
ダニエルは確かに子供を愛してるお父さんなんだけど、妻目線から見たら「家庭人失格」と感じる人はいるんだろうな・・・子育て経験ないから私はわからんけど。
ロビン・ウィリアムズの芸達者ぶりが面白いけど、ちょっとしつこく感じる人もいるかも