最近見た映画。

「スーパー・マグナム」(1985年アメリカ)

 

チャールズ・ブロンソン主演の「狼よさらば」(Death Wish)の続編。

原題みたいに1、2と番号がついていなくてそれぞれ違う邦題がついていてややこしいのだが3作目。

家族を殺されたポール・カージーは普通の会社員だったのだが、銃を手に入れてから復讐心に駆り立てられ、闇夜に紛れて犯罪者を撃ち殺すという陰の処刑人となる・・・というのが最初の作品だったのだが、

この3作目も「処刑人」という役割は引き継いでいるものの、それが白昼堂々と市街戦をやってしまうかなり無茶苦茶なことになっている。

 

ポール・カージーは10年ぶりにニューヨークに戻り、友人を訪ねるが、ストリートギャングがやりたい放題のかなり治安の悪い場所になっていて、友人はアパートに強盗に入られて殺されてしまう。

このチンピラども、道行く人をカツアゲするわ、ひったくりをするわ、女性をレイプするわ、こっそり空き巣に入るどころか白昼堂々と窓を割って家に侵入して盗みをしたり殺したり、最低のバカどもなのである。(警察も役立たず)

友人を殺されたカージーは最強の武器を入手し、チンピラを撃ち殺す。

それに住人たちも拍手喝采。

親しくなった女性も殺され、協力的なアパートの住人も大怪我させられ、ついにブチギレたカージーはチンピラどもにマシンガンを一掃!

激しい銃撃戦が繰り広げられる。

チンピラのボスに対してはなんとバズーカ発射!

やりすぎだけど、ブラジルあたりでもこんなに治安は悪くなさそうな気がするくらい最低なチンピラどもなので爽快である。

こんなに暴れるには歳をとっているように見えるチャールズ・ブロンソンがまた渋い味を出していて良い!