「新神奈川見聞録」初登場の「グワシMKT」です。名前の由来は赤のしましまをいつも着ている漫画家の作品に登場するキャラクターから。では、今後ともお見知りを。

他のメンバーが食べ物に関する記事が多いので、ワタクシはちょっと毛色を変えてお届けします。
日々移り変わっていく神奈川の街。「以前、ここはこんなだったな~」とふと思い出す、懐かしい風景について語ってみようかと思います。今回は、1966年から1996年の30年間、海老名市と厚木市を結んでいた「もぐり橋」について。
通称「もぐり橋(正式名称 相模小橋)」は、現在「あゆみ橋」のある場所のほんの少し上流側にかかっていました。その名前の由来は、台風後などの増水時にはその名のごとく水中にもぐってしまい、通行できなくなってしまうことから。このような形式の橋は「沈下橋」と呼ばれるそうです。上に上げた様なデメリットはあるものの、建設費用が通常の橋に比べて格段に安いため、比較的交通量の少ない土地で多く作られていました。
その簡素な構造のせいか、大きな台風が来るたびに流されていました。また、1年ごとに海老名市と厚木市で整備費用を交代で受け持っていました。ちょっと記憶が定かではないのですが、ある時期、海老名の担当の年ばかりに橋が流されていたように思います。海老名のみなさん、ごめんなさい(from 厚木市民)

元々、増水時に水の中に隠れてしまう事が前提のため、流れて来る石などにより橋が壊れてしまわないように、欄干は鉄のポールにロープを結んだだけの簡素な物でした。(写真参照)。もし、ちょっとでもハンドル操作を誤ったら、川の中に真っ逆さま!実際、数ヶ月の内に何件も事故が続いた事がありました。

事故の多い橋という噂が広まるに連れて、いつしか心霊スポットなんて言われるようになって、その頃お茶の間をにぎわしていた霊能者が悪霊払いなんかもしてましたね~

あとは、もぐり橋海老名側には釣り堀がありましたね~

小学生の頃何回か行った思い出があります。
オチも何もないですが、今回は取りとめなくもぐり橋の思い出について書いてみました。
では、さよなら、さよなら、さよなら~

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