おなじみのパルスオキシメーター | 東京タワーといっしょ!

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結婚10年目にようやく恵まれた息子は、333gのミニミニくんでした。仕事と育児と家事にてんてこ舞いの母が、あれこれと書き綴ります。

通販サイトで買い物をする時にランキングを見たら、パルスオキシメーターが上位にありました。

これ超未ちゃんならおなじみですよね。
動脈血液の酸素飽和度(SpO2)をはかるもので、90以上ならば正常というもの。
息子はNICUに入院中、アラームが70未満に設定されていて、それでもよく下がっては看護師さんが飛んできて痰を取ったり、たしかバギングといっていたと記憶していますが、ゴム風船みたいなのを手動でシュポシュポして呼吸をさせてくれていました。

夫は仕事でパルスオキシメーターを使っているから息子の状態を解っていたはずだけど、私は無知なので、70あれば大丈夫なんだと思っていました。あの時息子は息苦しかったのかな。

そんな懐かしのパルスオキシメーターを水曜日の夜、息子に使いました。
確実にメンタルからなのですが、「学校で気持ち悪くなったらどうしよう」の不安が募りすぎて、食べ物を目の前にすると、おえーっとなる。
布団に入っても気持ち悪い、お腹が痛いと何度も何度もトイレに行き、そのうちゲーゲー始めて体温は下がって顔が真っ青に。
不安が不安をよんで、「ぼくコロナだったらどうしよう?」と慄いているので、じゃあお父さんにはかってもらおうとなったのです。

でも、夫が持っていたのは大人用だったので無理でした。
指が細すぎて雑音を拾ってしまうそうで、数値がまともに出なかったです。
もしコロナが心配でパルスオキシメーターを買うのなら、大人用と子供用の両方が必要だし、きちんと指につけられて、かつ値を正しく評価できないと意味がないのかもしれません。

そして熱もなく、がんばって行かせれば一日過ごしてくるだろう息子ですが、ゆっくりして気持ちを切り替えるために、有休をとって木曜日は学校をお休みさせました。
学校の送り迎えをしてくれている両親からは、「一日休ませたら癖になる」と反対されたけれど、お友達や先生が大好きな子なので、精神的に安定していれば、さぼろうとはしません。そこは信頼しています。
普段よりも三分の一くらいしか食べられなかったけれど、ゆっくりして夜も早く寝たせいか、今朝は学校に行けました。

私は早くに家を出てしまうので様子は分からないのですが、
「おかあさーん、がんばって学校に行ってくるよ」
「おかあさーん、ちょっと気持ち悪いけど、行ってきます」
「おかあさーん、ぼくにたくさんメールちょうだい」
とラインにボイスメールが鬼のように送られてきて、登校時間後も学校から連絡がこなかったので一日無事に過ごせたみたいです。

お手紙を書いて欲しいというので、
「お父さんもお母さんも〇〇を大切に思っているよ。何かあったらすぐにおむかえに行くから、先生にいってね。だいじょうぶだよ」
と書いて筆箱に入れておいたの、少しはお守りになったかな?
今日は放課後に家庭教師の先生宅でお勉強なのだけれど、何も連絡がこないのでそちらも大丈夫だったのだと思います。

幸いと言いますか、この週末はお天気も悪いようなので自宅でのんびり過ごして、心と身体を緩めてあげたいです。