日光でリフレッシュ | 東京タワーといっしょ!

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結婚10年目にようやく恵まれた息子は、333gのミニミニくんでした。仕事と育児と家事にてんてこ舞いの母が、あれこれと書き綴ります。



日光に来ています。
雪遊びができるという霧降高原の大笹牧場へ行ったら、雪がなかったので、急遽奥日光の湯元スキー場でそり遊びしてきました。
明日は日光と言えばの水羊羹を買って、息子リクエストの栃木県子ども総合科学館に寄って自宅に帰ります。
ちなみに水羊羹屋さんは有名ところが幾つかありますが、うちはいつも吉田屋で買っています。
さらりとした喉ごしで甘さもほどよく、美味しくて大好き。

1泊2日のいつもの場所だけど、これで息子の気持ちが切り替えられるといいな。


実は火曜日の始業式からの1週間、息子がとても不安定になってしまって大変でした。
きっかけは、初日に朝のラッシュの電車に久しぶりに乗った時に、気分が悪くなってしまったこと。
これは私もすごく反省してます。
冬休み中、のんびりだらけた生活をしてしまっていて。早起きに体がついていかなかったのだと。

そこから、
電車やバスで吐いちゃったらどうしよう?→電車に乗るとなんだか気持ち悪い気がする、お腹も痛いような→朝起きると、気持ち悪いから学校お休みしたい→起きるなり、学校お休みする、のんびりしたい!
と、加速度的に学校行きたくない病が進んで行きました。
学校でも火〜木曜日と何度も保健室に行ったそうです。

ただ担任と保健の先生からの報告では、特に体調は悪くなさそうだし、精神的なものだろうと。
下校にバスや電車に乗るのは平気で、帰宅後は食欲もあり元気いっぱいなので、要は朝もっとゆっくり、のんびりしたいということ。
登校時間を考えると朝5時半に起きるのはどうにもならないので、早く寝かせて睡眠を確保し、朝ごはんの後にゆっくり休憩できるように時間調整に努めました。

けれども、ようやくの金曜日。
起きるなり、学校お休みしたい!と号泣。
お父さんとお母さんはお仕事だから休んであげられないよ、と言うと、
「おばあちゃんに電話する」
と必死に何度もかけるも、まだ実家の両親は寝ていて出ません。
「何で出ないんだよーお休みしたい」
朝ごはんを食べながらも泣くなく。着替えても泣きっぱなし。
膝の上に抱っこして、聞きました。
「電車とバスが混んでるのが嫌なんだよね。他にも理由があるなら言ってごらん」

すると、
「休み時間に遊んでくれる子がいないし、お腹が痛くなるし、〇〇君がジャイアンみたいで苦手だし、それにさー☆☆くんたちはいつも休んでばかりなのに、どうして僕は休んじゃダメなの?」
とこぼしました。

遊んでくれる子がいない、○○くんがジャイアンみたいというのは、昨年末の仲間外れになったり蹴られたこと。
まだどこかで少し不安に感じているのかもしれません。
お腹ぎ痛くなるのは、このところ便秘が続いているのと寒いからな気がします。
そして☆☆くんたちは……。
息子を入れてくれるような度量が広い学校だけに、色々な子がいて、毎日お母さんが車で送迎して4時間目から来る子もいれば、疲れるとしばらくお休みする子もいます。

毎日、母親が会社にいって、学校の後もおばあちゃんちや学童に預けられてる息子からすると、お母さんが一緒でゆっくり登校なんて、羨ましく思っても当然なのかもしれません。
主治医や担任の先生方からも、息子はすごく緊張して外ではがんばって過ごしているから、家では甘えさせていい、と言われています。
きっと冬休みをきっかけに、自分は我慢させられていることに気がついたんだと思いました。

それでも息子みたいなタイプは、1度休んでいいよ、としてしまうと、強くねだれば休ませてもらえると学習してしまいます。
それに遊ぶ子がいないと言ってるけれど、今日は誰と基地を作ったなどと話しているから、実際には遊んでいますし。
たぶん、気持が上向けば大丈夫。

ということで、
「お父さんが車で学校まで送ってくれるし、連絡帳に、もし気持ちが悪いと言ったら、保健室で休ませて早退させてください。必ずお母さんに電話をくださいと書いてあげるから」
と提案しましたが、
「お母さんが先生に会って、直接早退していいですって言って!」
と言うので、会社を遅刻して一緒に車に乗り学校まで行きました。

学校の近くで車を下ろしてもらって、手をつないでゆっくり歩きます。
担任の先生はお子さんを保育園に送って来るから、8時10分過ぎないと来ないと言うので、一緒に校門のところで待つことにしました。
しかし、門をくぐるなり、
「僕はやることあるから教室に行くね。お母さんはここで先生を待ってて。じゃあね」
さっさと手を離して、校舎に走り去っていく息子。おいおい、学校イヤなんじゃなかったの?

車の中で連絡帳に今朝のこと、息子の言い分を書いておいたので、あまり遅刻したくないし、もう私も会社に行っちゃおうかなぁと一瞬思いました。
でも、お母さんから先生にちゃんと話して欲しいと望まれたのだから、ここはきちんと伝えていこうと。
そして先生がやってきた所で、朝の忙しい時間に申し訳ないのですが、少し時間を割いていただきました。

先生も気にしてよく見ていてくださって。
もともと不安が強い子だけど、今回の行きしぶりは学校が嫌いというよりは、朝もっとゆっくりしたいということだろうと。
幸い明日から三連休だから、そこで気持を切り替えて行けるように働きかけていきましょうと。
そんな話をしていたら、先生が、
「あっ、確かめにきた(笑)」と。
後ろを向くと、息子が校舎から出てきてのぞいてる。息子はそれから無言で近づいてきて、先生と私の周りを一周すると、そのまま黙って戻り始めたので、
「お母さん仕事に行くよー。ばいばーい」
と手をふると、笑顔で手を振り返してくれました。

出社後、電話がかかってくるかと気にしていましたが、何事もなく過ごし、学童でも機嫌よく過ごしていたとのこと。
連絡帳には、今日は一回も保健室に行きませんでした。昼休みに一対一で話をしましたが、お母さんが話していたのと同じ事を言っていました、とありました。
私と先生が話しているのを見て、少し安心してくれたのだといいのですが。


今日は1度も具合が悪いとは言わなかった息子ですがら、連休明けにどうなるかはわかりません。
あっさり行くかもしれないし、やっぱり休むーと泣くかもしれません。
とりあえず今は、息子が楽しんでリフレッシュできるようにがんばります。