愛と魂のコンサルタント
巴映(ともは)です
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日本神話に学ぶ 愛の本質
日本神話の中で
イザナギとイザナミの命の物語は
私にとって人生のヒントを
与えてくれた特別なエピソードです。
初めて読んだとき
ただ悲しいだけの話だと思いました。
あまりにもイザナミさんが
かわいそう。
日本をつくった神様が
別れ別れになってていいのー?
男女の愛って
うまくいかないものなのー?
そんな風に思っていました。
ですが、自分自身が
いろいろな経験を重ねていくうちに
その本質に氣づくことができました。
この物語は
恋愛、パートナーシップに限らず
すべての人間関係において
普遍的で重要なテーマを描いています。
古事記を読んだことのない方のために
簡単にストーリーを説明しますね。
協力し合い国を生む
イザナギ、イザナギの神は
協力し合い、大地をかき混ぜ
次々と島々、神々を創造します。
しかし火の神を産んだとき
ナミさんは火傷して
命を落としてしまいます。
ナギさんは悲しみのあまり
黄泉の国へ向かいますが
変わり果てたナミさんをみて
逃げ出してしまうのです。
ナミさんは怒り狂います。
このエピソードには愛と喪失
そして人間の弱さが描かれています。
炭治郎の愛
大人氣の漫画、鬼滅の刃を
ご存知ですか?
古事記でイザナギ命は恐怖にかられ
黄泉の国から逃げ出しましたが
鬼滅の刃では主人公の炭治郎は
鬼になった妹を見捨てるどころか
命をかけて守ります。
この違いは、古代と現代における
愛の姿の変化を象徴しているのでは
ないでしょうか?
新しい愛の時代が
始まっているように感じます。
愛する人が変わってしまった時
逃げることも選択肢の1つ。
しかし変化を受け入れ
その先で新しい関係を
築くことができたら…
それは本当の意味での
深い愛と言えるのではないでしょうか。
たとえ別々の道をゆくことに
なったとしても…です。
愛とは変化を受け入れること。
古事記のイザナギ命とイザナミ命の物語は、このテーマを私たちに伝えています。
古代では変化を恐れる弱さが
描かれていましたが
現代では炭治郎のように
変わりゆく相手を愛し抜く強さが
描かれるようになりました。
それは新しい時代の愛の形。
これからの私たちも
変化を受け入れながら
進化した愛を生きていきましょう。






