戦争スポンサー

 

 過去記事 第二次世界大戦も国際銀行家の仕業で触れましたが、ナチスの資金援助を行っていたドイツのティッセン財閥はハリマン財閥を経てロスチャイルド財閥とつながっておりました。

 

 また、ドイツの賠償金の円滑な支払を名目に国際決済銀行が設立したのは世界恐慌の翌年の1930年。

 

スイスに建てられた国際決済銀行は中立国であるという大義の元、大戦中も連合国と枢軸国間の取引を行っておりましたし、これを通じてアメリカからドイツへ資金提供もしていました。

 

 国際銀行家の存在を軸に世界恐慌から第二次世界大戦までの歴史を見てみると、ナチス・ドイツは国際銀行家が第二次世界大戦を起こすために作り上げた敵国ということになります。

 

 過去記事で述べてきたことをまとめると、第2次世界大戦は国際銀行家が資金作りから敵国の造成、開戦、日本の原爆の実地テスト、終戦まで用意周到に仕組んだ戦争だったということになります。

 

 私もできればこれが真実だと信じたくないのですが、問題はこういった計画が国際銀行家には遂行可能であることです。

 

 莫大な富を背景に、世界最高峰の頭脳を集結させ、世界中に意のままに操れる数々の要人を抱えている国際銀行家であれば、可能なのです。

 

 可能でなければトンデモ論で終わるのですが、可能なんです。

 

 そして、これが戦争の起きるメカニズムだとすると、戦争が起きた理由が理解できるのです。歴史の教科書が示す自然の成り行きで偶発的に起こったと考えるより腑に落ちます。

 

 なぜなら、学校で習った歴史では戦争が起きる際のスポンサーの存在を取り上げることはないからです。

 

 しかし、現代社会でもスポンサーという資金提供者がいて、国や企業が動いています。

 

 戦争だけが資金提供者不在ということはありえません。しかもスポンサーはそこに儲けがあるから出資します。

 

 だから、戦争のスポンサーが自分たちの利益のために戦争を起こしたと考えた方が、自然的な成り行きで起きてしまったと考えるより、合点がいくのです。

 

 国際銀行家の存在を視野に入れて歴史を振り返れば、私たちが学校で習う歴史上の政治家や軍人などは彼らに操られたゲームのコマに過ぎないのです。

 

 

 

 イギリスの政治家のベンジャミン・ディズーリは「世界を支配しているのは、表向きとはまったく違う人々である」という言葉を残しています。

 ロスチャイルド家の支援を受けてイギリスの首相となった彼だからこそ、その存在を知っていたのでしょう。

 

参考:THINKER署「マスコミとお金は人の幸せをこうして食べている」徳間書店(2011)