第22回NHK全国俳句大会入選句の自解(2) | 俳句のとりな

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俳句を愛するかたとともに

 

 

大会の提出句は、前回で触れた題詠(第23回は「行」)と雑詠。


締切りが9月末日だからと、のんびりと構えていると、すぐにや

ってきてしまいます。

 

気を付けないといけないのは、二重投句の類。毎回、散見され、

入選取消しを余儀なくされているとか。

 

コンクールばやりの昨近、うっかりミスで、やりかねませんので、

それぞれ大会の専用ファイルに入れ、封印してしまうことも、考

えられます。

 

次は、今回の入選句ですが、言っていることは、いたって平凡な

こと。

 

同じような景が、たくさん詠われていますので、認めて貰うために

は、どこかに新しい発見を入れるようにしないといけないようです。

 

・白藤の風をいざなふ香気かな

 (入選)

 

・梅雨寒の白湯ひとくちの甘さかな
 (入選)

 

・園庭や母子揃ひのパナマ帽
 (入選)

 

 


[これから俳句を始めたいかたへ]


◎俳句生活で学んだことを、初心者向けに、131回に亘って、綴
っています。

 

「はじめまして」(第1回)
https://ameblo.jp/originalk/entry-12515820857.html