俳句エッセイ   しばしウイルスを忘れて | 俳句のとりな

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俳句を愛するかたとともに

 

始終、頭の片隅に、こびりついていて、離れないウイルス。

 

非常事態宣言の期間を過ぎた頃には、収束していると思いたい

ところですが、 ある医師によると、 国民全体の70-80%が感染し

て、抗体ができあがるか、特効性のワクチンが出来ないかぎり、
完全には終息しないとか。

 

ここは、しっかりと腹を据えて、ふんばりたいところです。


ウオーキングをしたあとに、 実話をもとにした映画、『グレース・

オブ・モナコ 公妃の切り札』を観ることに。

 

映画の舞台はモナコ。


フランス南東端の地中海に面する立憲公国で、面積は2平方キ

ロメートル、人口3万6千人(2011年推計)の、世界第二の小国で

す。

 

1956年に、当時人気絶頂だったハリウッド女優のグレース・ケリ

ーがモナコ大公レーニエ3世と結婚したことで、よく知られていま

す。

 

風光明媚な場所を舞台にした、単なるシンデレラストーリーでは

ないかと、高を括っていましたが、完全に肩透かしをくらうことに。

 

結婚して6年後、 グレースは、いまだに公妃としての立場になじ

ず、古巣のハリウッドからの誘いに心動かされて、女優復帰を

え始めていた矢先、フランスのド・ゴール大統領が過酷な課税

モナコに強要し、夫レーニエ3世が窮地に立たされることに。

 

この危機を救うため、 グレースは外交儀礼の特訓を受け、ド・ゴ

ール大統領を含む各国指導者を招いたパーティという舞台で完

な公妃を演じきるという一世一代の大芝居に出ます。

 

こうしたことに、ド・ゴール大統領に通ずる者がからみ合い、最後

まで、はらはら、どきどきととさせられました。


おかげで、一時、ウイルスを忘れていることが。

 

 


本日のN・D・Dのメニューは。エスニック風鶏肉のそぼろ丼と、ア

ボカドのなめたけ和え。ナンプラーが味の決め手に。

 

[今日の一句]

 

・堤防の壊れ見にゆく穀雨かな

 

本日は、「穀雨」。
穀物の生長にとっては、大切な雨ですが、度が過ぎると、昨年の

ような堤防の決壊が。

 

[俳句を始めたいかたへ]

 

9年間の俳句生活で学んだことを、初心者向けに、131回に亘って、

綴っています。

 

「はじめまして」
https://ameblo.jp/originalk/entry-12515820857.html