俳句エッセイ 美術館へ行こう | 俳句のとりな

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俳句を愛するかたとともに

 

知人が作品を出展しているというので、市立美術館へ。

 

会場の市立美術館は、大正時代に建てられた旧川崎銀行の支店

(県指定有形文化財)の保存と活用を考えるとともに、 市民に芸術

文化に対する理解と親しみを持ってもらえるよう、 平成6 (1994)年

11月に開館したもの。

 

収集した地元や房総ゆかりの作家の作品を、年に3回、収蔵作品

展として公開、さらにこれらの作品の延長上にある日本の近代美

術を紹介する企画展を開催しています。

 

市民にも展示スペースを開放しており、今回の美術展も、その一

つで、ある美術団体が開催したもの。

 

美術館へ向かう途中の坂道には、曼珠沙華が。


過日の墓参りの際には、まだ見かけませんでしたので、今年は遅

れているのかと思っていたのですが。

 

あるべきものがあり、見るべきものを見ると、人間は安堵するもの

のようです。

 

・悪妻と言ふほどもなし曼珠沙華

 

3階の会場入口で受付をしていると、受賞者の名前が掲示されて

おり、その中に知人の名前が。


43点の出品のうち、5点が受賞しておりました。

 

入場すると、油彩を中心として、会場入口から100号の絵画が並び、

圧倒されることに。

 

画壇の特徴なのか、純粋の風景画や人物画ではなく、それらに抽

象的なイメージを重ねた作品が多いように思われました。

 

知人の50号の作品は、『秋の光』と題し、公園の一角の大地に光が

射している景を描いたもの。


水彩と墨、鉛筆で描かれており、あたりには、静謐さが。

 

・木陰這ふ秋の光の大地かな

 

小一時間ほど、多彩な絵画を堪能、1階へ下りるとホールでは、歌曲

のミニコンサートが行われておりました。


[今日の一句]

 

・秋高し譜面めくりの確かな手

 

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