俳句エッセイ 秋の旅吟-ロシア(上) | 俳句のとりな

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それほど海外旅行の経験はありませんが、6年ほど前の秋に

ロシアを旅したことが。

 

いわゆるシベリアと言われる地域。
2泊3日でウラジオストクからハバロフスクを回りました。

 

ヨーロッパの街並みが見られる、というのが訪れるきっかけで

すが、それを後押ししたのが、2012年に開設された成田とウラ

ジオストク間の直行便。

 

2時間45分の空旅は、体に、まったく負担にはならないように思

われました。

 

1日目は、ウラジオストクのホテルに宿泊。

 

旅行会社から、ビーチサンダル持参が必須と言われ、前もって

きかされていたこともあって、それほど驚きはしませんでしたが、

ホテル内の設備の質素なこと。

 

印刷された1枚の風景画が貼られた室内には、うなり続けている

カラの冷蔵庫と、その上に置かれた14インチテレビ。そばには3枚

羽根の扇風機が。

 

木製のベッドの頭付近の壁にかけられた電灯は、傾きかけてい

ました。


シャワー室は三和土がむき出しになっており、排水口がつまるた

めにビーチサンダルが必要とのこと。

 

さらにシャワーのhotをひねると冷水が飛び出し、お湯を出すた

には、coldをひねらなければならない始末。トイレもつまるから

と流せません。

 

部屋の入室は、栓抜きのついた鍵で、開け閉めをし、あちこちで

部屋が開かないなどのトラブルが。

 

とは言え、一晩眠るだけですので、疲れもあってか、熟睡。


後ほど聞いたところによると、この日、プーチン大統領が、ウラジ

オストクを訪れていたとか。

 

・プーチンの歓迎とかや秋花火

 

次の日は、6時に起床。
ホテルのレストランでバイキング形式の朝食(馬鈴薯が美味)をし、

観光へ。

 

ウラジオストク軍港が見下ろせる「鷲の巣展望台」、スーパーでの

買い物体験、「アンドレイ教会」と見て回り、昼少し前に、ある集合

住宅の1階にあるレストランに到着。

 

レストラン内は、さすがに観光ルートだけあって、宿泊ホテルとは

打って変わって、落ち着いた雰囲気。なぜか軍服姿のポートレート

が、何枚か。

 

店の前の通りには、濃緑の植栽が並び、確かにヨーロッパの街並

みを想わせるものがありました。

 

サラダ、ボルシチ、いかのフライ、マッシュポテトつきチキンロール、

シュークリームと紅茶なる食事は、昼食としてはヘビーでした。

 

・坂多きウラジオストク秋高し

 

午後は、ルースキー島から、 「与謝野晶子牌」、「浦塩本願寺跡」、

さらに「旧日本人街」、「C56潜水艦博物館」と回り、夕刻、シベリア

鉄道ウラジオストク駅近くのレストランへ到着です。

(続く)

 

 [今日の一句]

 

 ・不便さを面白がりてロシア秋

 

 外国での旅吟で、苦労するのが、季語。
 どうしても見つからない場合は、下五末に直接季節を入れます。

 

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