香川県 直島旅行 1泊2日 備忘録
香川県 栗栗林公園・高松城・直島・金刀比羅宮 1泊2日 【ベネッセハウス ミュージーアム棟 スイートルーム】
■ベネッセハウス ミュージーアム棟
Room 301 ミュージアムスイート 70m2
コーナールーム&オーシャンビュー
- ベネッセハウス(オーバル棟・ミュージアム棟・パーク棟・ビーチ棟)に宿泊すると、直島フェリーターミナルの送迎から滞在期間中の直島内の移動まで、ベネッセの宿泊者専用バスで無料で移動ができるので、とても便利です。時刻表があるので、各美術館や観光スポット見学の際に、予定が立てやすく、直島内の移動に不自由は全く感じませんでした。(せっかちでも)
- ベネッセハウスのあるアートエリアは、アップダウンはありますが、歩こうと思えば歩ける距離です。屋外のいたるところにちょっとしたアートが設置されていますし、くまなく直島を楽しもう!という意識高めの皆様は、わりと歩いて観光している様子でした。アートを楽しみながら歩けるなんて、健康にもいいですし、ベネッセバスとうまく組み合わせることで、更に効率よく観光できると思います。
- チェックイン。。。チェックインカウンターは、まさに美術館の入館カウンターで、ホテルにチェックインするというよりは、美術館の入館チケットを購入するような感覚。美術館の中にあるホテル、ということがセールスポイントで、ひたすらそのおしゃれ感と特別感を体感する場所。ホテルとしてのホスピタリティや高いサービスレベルを求めてはいけません。そういうのはゼロです。ただひたすら並んでチェックインします。 美術館の入館と同じですね。スイートルーム宿泊とか、まったく関係ありませんでした。
- 安藤忠雄氏設計のミュージアム(ホテル込み)ですので、あらゆるところがコンクリート打ちっ放しに木目の床というスタイル。ひたすらスタイリッシュですが、好みは分かれると思います。でも、ミュージアム棟に宿泊する皆さまはおそらく、それなりのアートに対するこだわりがあるものと思われますので、基本このようなスタイルがお好き、または興味があって宿泊しているものと思います。ミュージアムとしてはとても素敵ですが、”個人的には”住居空間の壁はコンクリート面じゃない方が好きだなぁ~と改めて感じました。
- 直島の観光客全体としても、ベネッセハウス宿泊客も、日本人よりも圧倒的に外国人観光客(特に欧米系)が多かったのには、驚きました ミュージアムの館内ツアーも、英語ツアーは毎日数回行われているのに、日本語ツアーは毎日は無いとのことでした。(当時)日本語館内ツアーの需要が無いみたい。確かに、無さそうでした。現在のコロナの現状・・・日本人観光客でなんとか持ちこたえていてくれることを願うばかりです。。
- お部屋には、Welcome Drinkとして、シャンパン(スパークリングワインだったかも・・?銘柄覚えていません)ボトルが置かれており、テンション上がりました!ベネッセのメモ用紙の束(おしゃれなやつ)とミュージアムに展示されているアート作品の絵葉書数枚(5枚?)のプレゼントもあり。
- チェックアウトも、チェックインと同様、美術館のチケット購入カウンターに並んで!のシステム。荷物も自力で。まあ、一泊ですから全然問題ありませんでした。なんといっても、ここは、『ミュージアム』
■お部屋からの景色:サンセット
お部屋からの景色は、写真の通り絶景です。こちらお部屋のテラスからの景色。陽が落ちる直前ですね。幻想的です!
■ミュージアムカフェ
ミュージアムカフェでランチを頂きました。注文したのは、名物と言われるイカ墨カレー、サラダ、ケーキ、アイスラテ、とかそんな感じだったと思います。お味は、全部普通でしたが、雰囲気が素敵でした。
イカ墨カレーは人生一度でいいな。(個人的感想)そういえば、火の通ったイカ、嫌いだった!でも、またミュージアムカフェでランチしたいと思いました、今度は違うメニューで。お天気に左右されるかとは思いますが、とっても気持ちのいいカフェです。(実際は、混雑であまりまったりする感じではありませんでした。。。)
■ミュージアムショップ
このカフェのお隣に、ミュージアムショップがあります。このショップが何気に最高 草間彌生さんの作品関連グッズがたくさん購入できます 広くはありませんが、用も無いのに何度も何度もぶらっと立ち寄って、結果的にいろいろ購入してまいりました カフェもショップもレストランも、観光客が多すぎてまったく写真が撮れる状態ではありませんでしたので、公式サイトからお写真お借りしています。実際は、すれ違うの大変な位混んでました。毎回。。。
■日本料理 一扇(いっせん)でディナー&朝食
朝食と夕食は、宿泊したミュージアム棟の『日本料理 一扇(いっせん)』か、パーク棟のイタリアン『テラスレストラン海の星』かのいずれかを選べる、ということでした。通常ならイタリアンを選ぶところですが、せっかくミュージアム棟に宿泊しているのに、わざわざベネッセバスでパーク棟に移動というのが、ええ??って感じだったのと、和食はステーキが選べるとのことでしたので、『日本料理 一扇(いっせん)』にて、夕食も朝食もお世話になりました。旅行中にイタリアンを頂いて、何度も痛い目に合ってることもあり、納得のチョイスです
ただ・・・和夕食でさえも、一品一品お出し頂くスタイルではなく、プレートにすべてのお品まとめてどーーん だったのでがっかりしました。あっっ、ここはミュージアム!!サービスを求めてはいけません 当時、宿泊客はほとんどが外国人観光客でしたので、”まとめてどーん”スタイルの方が良いのかもしれません。お味は、普通だったと記憶しております。
朝食に至っては、まったく記憶がありません。。。普通だったのだと思います。お食事の場所は、和食でもこのようにスタイリッシュな雰囲気でした。モダン・ミュージアムですからね
▼日本料理 一扇 店内。公式サイトの写真です。
【総評】
ホテルとしての値段相応のホスピタリティやサービス等一切求めず、美術館内に宿泊していることの特別感、モダンアートと建築家・安藤忠雄さん作品に直接触れながら生活することの喜び(?)等など、これらを楽しむことに集中すれば、とても素敵な滞在になることでしょう ※ホスピタリティは、一切ありません。