PCM5102の出来合いの基盤って、Amazonでもいくつか売っていますね。

 

代表的?なのかどうかわかりませんが、おそらくこのあたりの商品が比較的有名?なのかな?

 

1つ目は比較的ちゃんとできてそう?

配線も太めだし、明確に「PCM5102A」って、「A」規格って書かれているし、出力段のコンデンサ、抵抗もこだわりあり。

以前のFIRチャンデバの実験でつかったのもこれ。

 

そして、もう1つは、大量に出品されている、これ。

どの出品者のものも同じ基盤なんだろうけど
すごく安い。とにかく安い。

 

で、この紫基盤を実際に購入してみました。

 

こんな。

製品タイトルには書かれてないけど、ちゃんと「PCM5102A」モノ。
流石に出力段のフィルターは、極めてフツー、データシート通り。

I2S入力段部分には22オームのダンピング抵抗つき。

電源については、アナログ系、デジタル系と、それぞれ別のレギュレターが配置されているし、

制御系のピンも全部でてるし、

ちゃんとできてるじゃないですか。お値段以上・・・。

 

さて、この基盤のレビュー見てたら、

・動かない〜

って書いてあって、

・背面のジャンパーが〜

ほんまかいな?っと。

 

背面は、

こんなんなってて、

・あれ?製品紹介のような、ジャンパーが半田されてない

 

ってモノでした。

このレビューされた方、この基盤掴んだんですな。そりゃそのままじゃ動かんですな。

基板上でプルダウン、プルアップされている感じもしないし。

ちなみに、この背面のジャンパー

 

・H1L

・H2L

・H3L

・H4L

ってあるんですけど、

 

・HとLは、Higtと、Lowの事

 

で、1〜4の数字は、それそれ表面の1〜4の表記に対応しているので、

 

・1 → FLT

・2 → DEMP

・3 → XSMT

・4 → FMT

 

ピンを、HigiかLowに設定できるようになってます。

なんで、こんな表と裏のシルク、双方見ないとダメみたいなシルクなんだろう。

スペースの都合もあるだろうけど、裏面にも番号つけるとか、できるんじゃないの。。。

 

さて、半田されているものも出品されているようですが、

半田されてない場合には、標準的な使い方であれば、

 

・1 → FLT → L

・2 → DEMP → L

・3 → XSMT → H

・4 → FMT → L

 

と、三番目(Soft Muteピンです)だけ、Higtにしておけば、ちゃんと動作します。

 

半田つけして、

Combo384 Amaneroと、この基盤を組み合わせて、

 

空中配線してみましたが、

普通に動作します。

 

ご参考になれば!という記事でした。