掛布雅之の講演を聞く
2年間阪神で一緒で
当時広島の抑えだった江夏豊と
野球談議中
ピッチャー心理を聞きたくて
当時広島の抑えだった江夏豊と
野球談議中
ピッチャー心理を聞きたくて
「スコアリング・ポジションにランナーがいて
キャッチャーとサインが違ったときどうしますか?
キャッチャーはカーブ、江夏さんがストレート」
キャッチャーとサインが違ったときどうしますか?
キャッチャーはカーブ、江夏さんがストレート」
「カーブや」
「カーブ投げて、打たれて悔い残りませんか?」
「あのな、カケ。野球は三つまでボール投げれんのや
カーブ投げて外すんや」
「えっ?」
「あのな、カケ。野球は三つまでボール投げれんのや
カーブ投げて外すんや」
「えっ?」
「あのな、一球譲ったってな、
キャッチャーの気持ちを高ぶらせるや」
「で、ツースリーでは自分の好きな球放れるやろ」
キャッチャーの気持ちを高ぶらせるや」
「で、ツースリーでは自分の好きな球放れるやろ」
打者とだけでなく女房役とも駆け引き?
たしかにキャッチャーからすると
2回も続けてピッチャーの要求を否定しにくい
増してや実績のあるピッチャーの場合はなおさらだ
たしかにキャッチャーからすると
2回も続けてピッチャーの要求を否定しにくい
増してや実績のあるピッチャーの場合はなおさらだ
ピッチャーにしてみれば
コースぎりぎりでボールにできるツーボール・ツーストライクと
ボールを投げることができないスリーボール・ツーストライクでは
全く緊張感が違う
ツーツーから一球外すのは
制球力(コントロール)に絶対的自信が無ければできない選択
コースぎりぎりでボールにできるツーボール・ツーストライクと
ボールを投げることができないスリーボール・ツーストライクでは
全く緊張感が違う
ツーツーから一球外すのは
制球力(コントロール)に絶対的自信が無ければできない選択
伝説の「江夏の21球」
中でもあったが投球動作に入った後に
3塁走者のスタートが見えてスクイズさせないボールを
投げることができるピッチャーは、他にまず居ない
中でもあったが投球動作に入った後に
3塁走者のスタートが見えてスクイズさせないボールを
投げることができるピッチャーは、他にまず居ない
掛布の講演だったけど
僕はほんの数分間のこのエピソードだけが刺さった
僕はほんの数分間のこのエピソードだけが刺さった
掛布は田淵から
「俺も江夏もトレードされたけど
カケ、お前だけは縦縞のままで終わってくれ」
といわれ、長嶋、関根の誘いもあったが1988年引退した
「俺も江夏もトレードされたけど
カケ、お前だけは縦縞のままで終わってくれ」
といわれ、長嶋、関根の誘いもあったが1988年引退した
講演の冒頭
「僕は今、生涯で最悪の試練にさらされています
ただし、親から厳しく言われてきた通り
騙す側ではなく騙されるれる側で居たい」
と言った
「僕は今、生涯で最悪の試練にさらされています
ただし、親から厳しく言われてきた通り
騙す側ではなく騙されるれる側で居たい」
と言った
ガンバレ!! カケフくん!!
***
2012/3/16(金) 午前 6:37