アンノウン(2011)を観る
学会発表のため夫婦でベルリンを訪れたアメリカの大学教授が
交通事故に巻き込まれ4日間意識を失う

 

覚醒後心配しているだろうと
妻がチェックインしたホテルへ向かう
だが妻は自分のことを知らないと言い
主人はこの人と見知らぬ男性が出てくる
その男は身分証明書を持っている
自分は空港でブリーフケースごと紛失した
自分の大学のHP上の顔写真もその男に変わっている

 

自分であることをどう証明するか

 

唯一理解してくれた入院先のナースが
人探しの専門家と紹介してくれたのは
元シュタージ(東ドイツの秘密警察)のエージェント
「あなたの話は奇想天外だが 嘘をついていない」
と信用してくれる
その頃から彼の身辺が騒がしくなる
舞い戻った病院でナースが殺害され
自身も拘束されそうになる

 

カーチェイスでのドライブテクニックを見て
観客も違和感を持つ本当に大学教授?

 

96時間(2008)で娘を救出するために超人的な
格闘術、行動力を演じたリーアム・ニーソンがミステリアスな主人公を演じる
ベルリン・天使の詩1987)で人間の女性に恋する天使を演じた
ブルーノ・ガンツがホウジロザメのような眼で,
幾多の修羅場を越えた元シュタージを、
クールビューティーダイアン・クルーガー
巻き込まれヒロインをヴィヴィッドに演じる

 

サスペンスのラストを書いてしまうのは最低のプレビューだ。
が「この映画の結末は決して話さないでください」と
インディケートするだけでもルール違反だと思う

 

以上で終わります

 

☆☆☆★★

 

2011/5/19(木) 午後 11:02