年末にクライアントさんが毎年催している餅つきに参加して来ました。
そのオーナーは40~50人の従業員を抱える会社の代表者でありながら、
自らトラクターに乗って何反も田を耕作しています。
それで、餅つきの餅米も全部自前です。

朝の8時頃からつき出し、片付け終わると日を跨ぐ場合もあります。
だから、餅つきというより餅つき祭、餅つき大会です。
バケツ何十杯の餅米を3個の大釜で2段づつ蒸して、
3個の臼でつきます。
もちろん、つき手も朝から入れ変わり、立ち代わり、
何十人と、家族連れで、手土産持参で来て、
自分でついた餅を貰って帰途に着きます。

オーナー友人の中日ドラゴンズのOBの方や、
在名テレビ局のアナウンサーもみえます。
今年はオーナーがひざの調子が良くないので、
代わりにたくさんついてあげたかったのですが、
午前中に仕事が入ってしまい、午後から参加しました。

僕は一昨年からのデビューで、
最初なので、何も考えずに思い切り力を入れて、
杵を臼に振り落としていました。
そうしたら、3、4回ついた後からは、
右上腕に力が入らなくなり、
翌日から1週間ほど筋肉痛になりました。

オーナーに、つくときは、杵の重力だけでつき、
右手は臼の中心に落とすためにコントロールするだけと
教えてもらい、去年からは、何回もつけるようになりました。
それでも、12時半ごろから夜の9時までつくと、
さすがに、両手の握力が無くなり、安定して打てなくなりました。

これも知らなかったのですが、
餅つきは、つくことより、蒸し上がった餅米を、
粒が見えなくなるまで、こねることが、
おいしい餅に仕上げるコツです。
つきが3とすると、こねが7くらいの割合です。
2対8でもいいくらいです。

たくさんつかさせていただき、
たくさんいただいて持ち帰り、昨日完食しました。
オーナーさん、ありがとうございました。
今年も、楽しみにしています。

 

2010/1/22(金) 午後 1:49