JR岐阜駅改札階から、北側方面、長良川へ続く
金町通りのセンターライン上にプロムナード
(散歩道・散策空間)を作る。
長住町、金宝町、徹明通、柳ケ瀬、若宮町、
美江寺の主要交差点にはエレベーターを設置し、
バリアフリー化する。終点は長良川堤防沿いの
忠節町の公園とする。全長約2.5km。

プロムナードにはベンチ等休憩出来るスペースも
必要だ。最も必要なのは日除け。強い日差しを
避け、快適に散策するため、プロムナード全体に
渡り、日差しを遮る工作物を設置する。
西日対策が特に重要だ。屋根(防水)である必要は
ない。気候条件に応じてウォーターミストも
必要だ。緑化も必要だ。花も植えよう。

プロムナードが出来ると何が起きるか。
早朝にウオーキングする習慣の人が、車に干渉され
ることなく、地上よりもゴミ、チリの少ない空間を
歩き、見通しの効くプロムナードを利用する。
自家用車による送迎者、バス利用者が健康のため、
車による送迎を止め、あえて歩くためプロムナード
を利用する。休憩スペース利用者のための休日等は
ドリンク、スイーツ供給業者が集まる。人が集まる
とイロイロなイベントが派生する。通勤通学者が
駅から帰途につく途中で、仲間同士でメディアコス
モスへ寄って自習したり本を借りたり、玉宮町、
柳ケ瀬周辺で飲食したりと夢が膨らむ。
 

モデルとしたのは、東京世田谷の東急二子玉川駅
から南東方向ヘ、ショッピングモール、オフィス、
マンション等と直結しているプロムナードだ。
二子玉川公園を抜けて最終的に多摩川堤防まで
約1.1km繋がっている。
僕が行ったのは平日夕方だったが、子供の手を
引いて帰宅するらしき女性、暗くなる前に散歩
する老夫婦等の姿が見られた。

妄想なので事業にいくら必要かも考えていない。
鵜飼観光事業とも結び付けることは可能かと
思うが、地方創生地域活性総合特区に関する
深堀りが必要。
 

妄想は広がる

その人はベージュのステンカラーコートで現れた。

土地の隣地境界の立ち会いのためだった。

小柄ながら背筋がシャンと伸びた方だった。

ステンカラーコート=アクアスキュータムと安易な

想像をしたが、首元からのぞくネイビーの

マフラーのタータンチェック柄から、

コートもバーバリーだっただろう。

境界の確認は互いに異議もなく簡単に終わった。

後日知ったが、東証プライム企業の役員だった。
その後、色々と相談を受けるようになった。

 

既に駐車場にしていた土地の整理、未利用土地の

有効利用など多岐に渡った。何故か僕のことを

気にいってくれた。所有不動産はかなりあり、

旧市街地では指折りの大地主さんだった。

全面的に管理させて頂くことになった。


その方が亡くなり、数年前奥様も亡くなった。

コロナ禍もあり葬儀はなく、息子さんからの連絡

で知った。その方の相続登記をした司法書士が、

間違いだらけで依頼したくないので、

誰か紹介して欲しいと。では僕がやりましょうと

相続登記手続きを引き受けた。
必要書類一式取り揃えて貰い、

登記申請書を作成し、息子さんと一緒に

法務局へ持って行った。
息子さん以外の相続人と合わせると、

土地だけで50筆以上あり、当然登録免許税額も

高額な登記申請が、司法書士ではなく個人が

申請したので受付の人は驚いていた。

司法書士に依頼すると7桁の手数料が必要な

登記だったが、報酬は貰わなかった。
相続税支払いのための相続財産売却は、

所得税が不要となる制度を利用するため、

息子さんと相談し、住民税が一気に

増えないように、3年に渡り指定された

不動産売却を仲介し、相続税を支払い終えた。

 

ステンカラーコートの画像を探したが、イメージに

ピッタリなものがなかったので、IMDBから

マンハッタン物語のスティーブ・マックイーン

画像を借りました。

 

公開されたら必ず観る映画監督が4人いる。
クリント・イーストウッド、リック・ベッソン、クリストファー・ノーラン、そして最もアメリカにアメリカらしさを求め願うオリヴァー・ストーン
「ワールド・トレード・センター」
5年後に製作されたこの映画を観ていなかった。直視できる自信がなかったのかもしれない。記憶は飛んでいる。
救助に入った港湾警察官が、ビルの崩落でエレベーター・シャフト逃げ込み、瓦礫の下敷きになる。身動き出来ず救助を待つ。無線機で要請するが応答はない。
「痛みは友達だ。痛みを感じているのは生きている証拠だ。」と励まし合う。
関係者らしき車が来ると悲しい知らせは聞きたくないと家の奥に逃げる妻。僕が探しに行くと言う息子。別の妻は産まれてくる子供の名前を埋もれている夫と口論になったが夫の希望通りしようと思う。
現場では熱量から拳銃も暴発する。
時間は流れる。
リタイアした海兵隊員が現場へ正装して赴く。
当然入れる。日が落ちて暗い中、生存者を探す。
家族は疲弊していく。
身動きが出来ない救助を待つ者は、互い話すことでゼロタイムが来ないことを願う。

彼らのことは映画を観れば分かる。
R.I.P